沖縄署襲撃事件の判決 期限までに控訴せず旭琉会系「沖島一家」組員の実刑確定
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2022年1月に沖縄署に詰めかけた数百人の若者の一部が、石や瓶を投げつけ車など約326万円相当の物品を損壊した事件で、少年らに指示を与えるなどの共謀したとして、暴力行為法違反(集団的器物損壊)などの罪に問われ、今月11日に那覇地裁で懲役2年4月(求刑・懲役4年)の判決を受けていた、指定暴力団・旭琉會系「二代目沖島一家」組員・岩下侑夢被告(23)=住居不定=について、控訴期限の25日までに被告側、検察側とも控訴しなかったため、26日に実刑が確定した。
事件当時の沖縄警察署
襲撃事件は2022年1月27日未明に当時沖縄署巡査だった男性警察官の警棒がバイクを運転中の高校生に接触した失明事件が発端となり、沖縄署に若者数百人が集まり一部が投石するなどして、少年ら計15人が摘発された。巡査だった男性警察官は業務上過失傷害罪に問われ、今年1月に罰金100万円の一審判決が確定している。
今月11日の判決では、岩下被告が後輩らに直接、間接的に指示したと判断、「被告が当初から集団による器物損壊を想定して人集めを指示したことは揺るぎなく認められる」と指摘し、検察側の起訴内容通りにほぼ事実認定した。弁護側は、襲撃事件について事前共謀はないとし、自然発生的に起きた事件として無罪を主張していた。
2022年1月に沖縄署に詰めかけた数百人の若者の一部が、石や瓶を投げつけ車など約326万円相当の物品を損壊した事件で、少年らに指示を与えるなどの共謀したとして、暴力行為法違反(集団的器物損壊)などの罪に問われ、今月11日に那覇地裁で懲役2年4月(求刑・懲役4年)の判決を受けていた、指定暴力団・旭琉會系「二代目沖島一家」組員・岩下侑夢被告(23)=住居不定=について、控訴期限の25日までに被告側、検察側とも控訴しなかったため、26日に実刑が確定した。
事件当時の沖縄警察署
襲撃事件は2022年1月27日未明に当時沖縄署巡査だった男性警察官の警棒がバイクを運転中の高校生に接触した失明事件が発端となり、沖縄署に若者数百人が集まり一部が投石するなどして、少年ら計15人が摘発された。巡査だった男性警察官は業務上過失傷害罪に問われ、今年1月に罰金100万円の一審判決が確定している。
今月11日の判決では、岩下被告が後輩らに直接、間接的に指示したと判断、「被告が当初から集団による器物損壊を想定して人集めを指示したことは揺るぎなく認められる」と指摘し、検察側の起訴内容通りにほぼ事実認定した。弁護側は、襲撃事件について事前共謀はないとし、自然発生的に起きた事件として無罪を主張していた。