東組組長に対し事務所外壁から「代紋」見えなくするよう命令発出
大阪府警は12日、大阪市西成区に本部を置く指定暴力団・二代目東組の滝本博司組長に対し、傘下組事務所の外壁などに掲げている「代紋」が住民に不安を覚えさせる恐れがあるとして、住民から見えなくするよう命令を発出した。
大阪府警察本部
2021年1月ごろから、豊中市稲津町の東組傘下組事務所を巡り、周辺住民から事務所の外壁に掲げられている「代紋」が見えるため不安を覚えるとの声が府警に多く届いていて、府警は暴力団対策法の「事務所に外部から見通すことができる状態で、周辺住民などが不安を覚える物を設置することを禁止とする」に反するとして、外壁の「代紋」を外すなどして見えなくするよう命令を出した。
東組の滝本組長は命令に対し「内容はわかりました」と話していて、命令に従わなければ3年以下の懲役または250万円以下の罰金が課される。
大阪府警察本部
2021年1月ごろから、豊中市稲津町の東組傘下組事務所を巡り、周辺住民から事務所の外壁に掲げられている「代紋」が見えるため不安を覚えるとの声が府警に多く届いていて、府警は暴力団対策法の「事務所に外部から見通すことができる状態で、周辺住民などが不安を覚える物を設置することを禁止とする」に反するとして、外壁の「代紋」を外すなどして見えなくするよう命令を出した。
東組の滝本組長は命令に対し「内容はわかりました」と話していて、命令に従わなければ3年以下の懲役または250万円以下の罰金が課される。
江戸川区の刺傷事件 神戸山口組系英組組長ら2人を逮捕
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警視庁暴力団対策課は12日、東京都江戸川区の路上で付近を撮影していた、特定抗争指定暴力団・六代目山口組系三代目弘道会傘下「三代目竹内組」関係者の男性(当時41)の太ももを刃物で切りつけるなどしたとして、特定抗争指定暴力団・神戸山口組若頭補佐で、「二代目英組」組長・藤田恭道こと藤田恭右容疑者(50)=神戸市中央区下山手通8=と、英組傘下「恭翔会」若頭・宮崎大助(ミヤザキ・アレン・アイボリー・ロルベス)容疑者(37)=フィリピン国籍・江戸川区大杉=の2人を傷害容疑で逮捕した。2人はあらかじめ「これから行くから」などと電話をした上で、12日午前に警視庁小松川署に出頭した。同課は2人の認否を明らかにしていない。
藤田恭右容疑者(50)
事件は今月2日午後9時20分ごろ、江戸川区大杉の路上で宮崎容疑者の自宅周辺を撮影していた竹内組関係者の男性を、宮崎容疑者が見つけて羽交い締めにし、藤田容疑者が男性の左太ももを刃物で刺し、全治2週間のけがを負わせた疑い。
刺された男性は救急隊員に「見知らぬ男に羽交い締めにされ、もう一人の男に刺された」と話し、駆けつけた警察官には「やった人間は逃げた」と説明。現場にいた宮崎容疑者は「俺は関係ない」と話したが、付近の防犯カメラ映像などから両容疑者が浮上した。被害男性は被害状況の詳細な説明を拒んでいて、同課は山口組と神戸山口組の対立抗争の可能性が高いとみて、詳しく調べている。
警視庁暴力団対策課は12日、東京都江戸川区の路上で付近を撮影していた、特定抗争指定暴力団・六代目山口組系三代目弘道会傘下「三代目竹内組」関係者の男性(当時41)の太ももを刃物で切りつけるなどしたとして、特定抗争指定暴力団・神戸山口組若頭補佐で、「二代目英組」組長・藤田恭道こと藤田恭右容疑者(50)=神戸市中央区下山手通8=と、英組傘下「恭翔会」若頭・宮崎大助(ミヤザキ・アレン・アイボリー・ロルベス)容疑者(37)=フィリピン国籍・江戸川区大杉=の2人を傷害容疑で逮捕した。2人はあらかじめ「これから行くから」などと電話をした上で、12日午前に警視庁小松川署に出頭した。同課は2人の認否を明らかにしていない。
藤田恭右容疑者(50)
事件は今月2日午後9時20分ごろ、江戸川区大杉の路上で宮崎容疑者の自宅周辺を撮影していた竹内組関係者の男性を、宮崎容疑者が見つけて羽交い締めにし、藤田容疑者が男性の左太ももを刃物で刺し、全治2週間のけがを負わせた疑い。
刺された男性は救急隊員に「見知らぬ男に羽交い締めにされ、もう一人の男に刺された」と話し、駆けつけた警察官には「やった人間は逃げた」と説明。現場にいた宮崎容疑者は「俺は関係ない」と話したが、付近の防犯カメラ映像などから両容疑者が浮上した。被害男性は被害状況の詳細な説明を拒んでいて、同課は山口組と神戸山口組の対立抗争の可能性が高いとみて、詳しく調べている。
拳銃1丁と実弾50発、覚醒剤62グラムを所持 暴力団関係者を逮捕
新潟県警は12日までに、覚醒剤およそ62グラム(末端価格約364万円)と、拳銃1丁、実弾50発を所持していたとして、暴力団関係者とみられる無職・荒川慶一容疑者(60)=新潟市東区=と、無職の82歳の女性=新潟市東区=を覚醒剤取締法違反(営利目的所持)と銃砲刀剣類所持等取締法違反(拳銃所持)で検挙した。
押収された拳銃
2人は5月24日、荒川容疑者の自宅で覚醒剤約62グラムを所持していたとして覚醒剤取締法違反(営利目的所持)の容疑で現行犯逮捕され、県警のその後の調べで、新潟市中央区の別の建物内で回転式拳銃1丁と実弾50発を発見、6月20日に荒川容疑者を銃砲刀剣類所持等取締法違反の疑いで逮捕した。
荒川容疑者は覚醒剤所持について「販売目的で所持していた」と容疑を認めていて、女性も「逮捕された時に持っていたことは間違いない」と容疑を認めている。荒川容疑者は拳銃と実弾の所持についても「銃は自分のもので間違いない」と容疑を認めている。拳銃は5発装填の回転式で発射もできる状態で、殺傷能力もあることから、過去に事件に使用された痕跡がないかなども詳しく調べている。
新潟地検は、荒川容疑者は6月13日に覚醒剤取締法違反罪で、7月11日に銃砲刀剣類所持等取締法違反罪で新潟地裁に公判請求し、82歳の女性については新潟地検長岡支部が不起訴処分としている。
押収された拳銃
2人は5月24日、荒川容疑者の自宅で覚醒剤約62グラムを所持していたとして覚醒剤取締法違反(営利目的所持)の容疑で現行犯逮捕され、県警のその後の調べで、新潟市中央区の別の建物内で回転式拳銃1丁と実弾50発を発見、6月20日に荒川容疑者を銃砲刀剣類所持等取締法違反の疑いで逮捕した。
荒川容疑者は覚醒剤所持について「販売目的で所持していた」と容疑を認めていて、女性も「逮捕された時に持っていたことは間違いない」と容疑を認めている。荒川容疑者は拳銃と実弾の所持についても「銃は自分のもので間違いない」と容疑を認めている。拳銃は5発装填の回転式で発射もできる状態で、殺傷能力もあることから、過去に事件に使用された痕跡がないかなども詳しく調べている。
新潟地検は、荒川容疑者は6月13日に覚醒剤取締法違反罪で、7月11日に銃砲刀剣類所持等取締法違反罪で新潟地裁に公判請求し、82歳の女性については新潟地検長岡支部が不起訴処分としている。