病院置き去り死亡事件 死因は「外傷性くも膜下出血」
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神奈川県警は、今月3日に横浜市中区の病院に意識不明状態の北川典聖さん(38)=住所・職業不詳=が運び込まれ、その後死亡した事件で、6日に北川さんの司法解剖を行い、体に複数の刺し傷があったが、死因は頭部を打撲したことによる「外傷性くも膜下出血」だったと明らかにした。
暴行された店の現場検証
この事件は12月3日、横浜市中区の雑居ビルの店舗内で北川さんの顔や胸を殴ったうえ、刃物で刺すなどして殺害したとして、指定暴力団・稲川会系幹部・臼井裕太容疑者(36)=横浜市磯子区洋光台=が殺人の疑いで逮捕された。
臼井容疑者は暴力団員とみられる数人の男らと共に、意識不明の北川さんを病院に運び、その際に臼井容疑者が病院の職員に自分の氏名を明らかにしたうえで複数の車に乗ってその場から立ち去った。
県警は、組織的な犯罪の可能性があるとみていて、暴行された現場周辺の防犯カメラなどの捜査を続けている。
神奈川県警は、今月3日に横浜市中区の病院に意識不明状態の北川典聖さん(38)=住所・職業不詳=が運び込まれ、その後死亡した事件で、6日に北川さんの司法解剖を行い、体に複数の刺し傷があったが、死因は頭部を打撲したことによる「外傷性くも膜下出血」だったと明らかにした。
暴行された店の現場検証
この事件は12月3日、横浜市中区の雑居ビルの店舗内で北川さんの顔や胸を殴ったうえ、刃物で刺すなどして殺害したとして、指定暴力団・稲川会系幹部・臼井裕太容疑者(36)=横浜市磯子区洋光台=が殺人の疑いで逮捕された。
臼井容疑者は暴力団員とみられる数人の男らと共に、意識不明の北川さんを病院に運び、その際に臼井容疑者が病院の職員に自分の氏名を明らかにしたうえで複数の車に乗ってその場から立ち去った。
県警は、組織的な犯罪の可能性があるとみていて、暴行された現場周辺の防犯カメラなどの捜査を続けている。
特殊詐欺の「受け子」勧誘役 道仁会系組員を逮捕
京都府警組対2課と上京署は6日、京都市在住の高齢女性からだまし取ったキャッシュカードで現金を引き出したとして、指定暴力団・道仁会系組員(21)=熊本市中央区=を窃盗の疑いで逮捕した。容疑者の組員は「話すことはない」と容疑を否認している。
京都府警察本部
容疑者は仲間と共謀して今年2月3日、京都市中京区の女性(81)宅に「あなたのクレジットカードで買い物した人がいる。口座を止めてください」とウソの電話をかけ、全国銀行協会の職員を名乗って女性宅を訪れてキャッシュカード6枚をだまし取り、現金自動預払機で107万円を引き出した疑い。容疑者の組員は特殊詐欺事件の受け子の勧誘役とみられている。
京都府警察本部
容疑者は仲間と共謀して今年2月3日、京都市中京区の女性(81)宅に「あなたのクレジットカードで買い物した人がいる。口座を止めてください」とウソの電話をかけ、全国銀行協会の職員を名乗って女性宅を訪れてキャッシュカード6枚をだまし取り、現金自動預払機で107万円を引き出した疑い。容疑者の組員は特殊詐欺事件の受け子の勧誘役とみられている。
「名古屋の風俗王」と呼ばれた男ら3人を逮捕 10代女性を風俗店スカウトを介して募集
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愛知県警は5日、未成年の女性2人を風俗店で働かせる目的でスカウトを介して募集したとして、かつて「名古屋の風俗王」と呼ばれた佐藤義徳容疑者(64)ら3人を職業安定法違反(有害業務の募集)の疑いで逮捕し、同日夜にグループの関係先を家宅捜索した。3人の認否は明らかにしていない。
「名古屋の風俗王」と呼ばれた
佐藤義徳容疑者(64)
佐藤容疑者らは昨年11月から12月にかけて、当時18歳と19歳の女性2人を自身が実質経営する愛媛県松山市内のファッションヘルスで、性風俗店の従業員として働かせる目的で、スカウトを介して募集した疑いがもたれている。「公衆道徳上有害な業務」とされる風俗店へのスカウトは、法律で禁止されていて、県警は今年2月にも松山市内の店や佐藤容疑者の関係先などを家宅捜索していた。
佐藤容疑者のグループは名古屋市や四国地方で風俗店を展開。佐藤容疑者はかつて名古屋市を中心とした風俗店グループの実質的経営者で「名古屋の風俗王」と呼ばれ、特定抗争指定暴力団・六代目山口組系弘道会の資金源と指摘されていた。
佐藤容疑者が今も実質的に風俗店グループの経営に関わっているとみられ、県警は、店の売上げが暴力団の資金源になっているとみて、余罪や背後関係を詳しく調べている。
愛知県警は5日、未成年の女性2人を風俗店で働かせる目的でスカウトを介して募集したとして、かつて「名古屋の風俗王」と呼ばれた佐藤義徳容疑者(64)ら3人を職業安定法違反(有害業務の募集)の疑いで逮捕し、同日夜にグループの関係先を家宅捜索した。3人の認否は明らかにしていない。
「名古屋の風俗王」と呼ばれた
佐藤義徳容疑者(64)
佐藤容疑者らは昨年11月から12月にかけて、当時18歳と19歳の女性2人を自身が実質経営する愛媛県松山市内のファッションヘルスで、性風俗店の従業員として働かせる目的で、スカウトを介して募集した疑いがもたれている。「公衆道徳上有害な業務」とされる風俗店へのスカウトは、法律で禁止されていて、県警は今年2月にも松山市内の店や佐藤容疑者の関係先などを家宅捜索していた。
佐藤容疑者のグループは名古屋市や四国地方で風俗店を展開。佐藤容疑者はかつて名古屋市を中心とした風俗店グループの実質的経営者で「名古屋の風俗王」と呼ばれ、特定抗争指定暴力団・六代目山口組系弘道会の資金源と指摘されていた。
佐藤容疑者が今も実質的に風俗店グループの経営に関わっているとみられ、県警は、店の売上げが暴力団の資金源になっているとみて、余罪や背後関係を詳しく調べている。