レッカー移動中の盗難車からカバン窃盗 新たに山口組傘下組員を逮捕
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大阪府警は、今年8月に事件捜査の過程で押収した盗難車のレッカー移動中に、盗難車からカバンが盗まれた事件で、新たに特定抗争指定暴力団・六代目山口組傘下組員・宮迫蒼紫容疑者(24)=大阪府貝塚市=を窃盗の疑いで逮捕した。
事件は今年8月31日深夜、殺人未遂事件の捜査をしていた警察官に気づいた宮迫容疑者ら3人が車を置いて走って逃走、車は盗難車であることがわかり、府警がその場で押収した。
翌9月1日午前2時ごろに、府警から委託を受けた民間業者が現場から岸和田警察署まで車をレッカー移動していたところ、宮迫容疑者ら3人が別の車に乗って近づき、レッカー移動中の車の後部座席から、かばん3個を盗んだ。
11月に、宮迫容疑者と共謀した山口組系三代目弘道会傘下組員・西村龍樹容疑者(45)=大阪府岸和田市天神山町=と、同組員・若松孝容疑者(39)=岸和田市作才町の2人を逮捕しているが、盗まれたカバンの行方はわかっていない。府警は3人の認否を明らかにしていない。
大阪府警は、今年8月に事件捜査の過程で押収した盗難車のレッカー移動中に、盗難車からカバンが盗まれた事件で、新たに特定抗争指定暴力団・六代目山口組傘下組員・宮迫蒼紫容疑者(24)=大阪府貝塚市=を窃盗の疑いで逮捕した。
事件は今年8月31日深夜、殺人未遂事件の捜査をしていた警察官に気づいた宮迫容疑者ら3人が車を置いて走って逃走、車は盗難車であることがわかり、府警がその場で押収した。
翌9月1日午前2時ごろに、府警から委託を受けた民間業者が現場から岸和田警察署まで車をレッカー移動していたところ、宮迫容疑者ら3人が別の車に乗って近づき、レッカー移動中の車の後部座席から、かばん3個を盗んだ。
11月に、宮迫容疑者と共謀した山口組系三代目弘道会傘下組員・西村龍樹容疑者(45)=大阪府岸和田市天神山町=と、同組員・若松孝容疑者(39)=岸和田市作才町の2人を逮捕しているが、盗まれたカバンの行方はわかっていない。府警は3人の認否を明らかにしていない。
女性を脅し預り金の返金を断念させ逮捕 共政会本部を家宅捜索
広島県警は30日、知人女性から預かっていた現金300万円の返金請求を脅して断念させたとして、指定暴力団・六代目共政会系「為広組」組長・田川雅彦容疑者(69)を恐喝の疑いで逮捕し、1日に共政会の本部事務所を捜査員約50人態勢で家宅捜索した。

共政会本部を家宅捜索

田川容疑者は知り合いの60代女性にもうけ話を持ちかけ、今年6月に女性から預かっていた現金300万円の返金を求められたり、通話内容の録音を告げられたりした際、「ヤクザに向こうて、録音するようなやつに絶対に金は払わん。このわしをなめとるんかい」などと言って脅し、返金を断念させた疑いが持たれている。田川容疑者は「事実無根です」と容疑を否認していて、県警は共政会の組織的な関与がなかったかなどを捜査している。

共政会本部を家宅捜索

田川容疑者は知り合いの60代女性にもうけ話を持ちかけ、今年6月に女性から預かっていた現金300万円の返金を求められたり、通話内容の録音を告げられたりした際、「ヤクザに向こうて、録音するようなやつに絶対に金は払わん。このわしをなめとるんかい」などと言って脅し、返金を断念させた疑いが持たれている。田川容疑者は「事実無根です」と容疑を否認していて、県警は共政会の組織的な関与がなかったかなどを捜査している。
神戸山口組の旧本部 「侠友会」本部事務所を淡路市が買い取り
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兵庫県淡路市志筑にある特定抗争指定暴力団・神戸山口組の直系組織「侠友会」の組事務所について、淡路市が暴力団排除を目的に買い取る方針を固めた。この事務所は2007年築の鉄骨3階建てで、延べ約487㎡。土地の面積は近隣の駐車場を含めて計約411㎡。

侠友会本部事務所
2015年に指定暴力団・六代目山口組が分裂して以降、神戸山口組の本部事務所として使われて、全国から直系組長が集まる毎月の「定例会」も開かれていたが、2016年に立ち退きを目指す市民団体が発足、2017年4月に兵庫県警が事務所前に警戒所を設置した。同年10月、暴力団追放兵庫県民センターが「代理訴訟制度」に基づき、住民に代わって事務所の使用差し止めを求める仮処分を神戸地裁に申し立て、同年11月に認められた。神戸山口組の本部は2018年までに神戸市中央区へ移された。
その後も侠友会会長らが住居として居座り続けたが、2020年1月に淡路市が特定抗争指定の「警戒区域」に指定され、事務所への組員の立ち入りなどは禁止されて無人となっている。
淡路市が侠友会側と話し合い、土地と建物を購入することで応じる姿勢を示しているという。買い取り額は約3千万円とみられ、土地と建物の取得費を含む補正予算案を12月上旬にも定例市議会に提出する。用途は未定だが、災害時の待機所や公民館などが検討されている。
兵庫県淡路市志筑にある特定抗争指定暴力団・神戸山口組の直系組織「侠友会」の組事務所について、淡路市が暴力団排除を目的に買い取る方針を固めた。この事務所は2007年築の鉄骨3階建てで、延べ約487㎡。土地の面積は近隣の駐車場を含めて計約411㎡。

侠友会本部事務所
2015年に指定暴力団・六代目山口組が分裂して以降、神戸山口組の本部事務所として使われて、全国から直系組長が集まる毎月の「定例会」も開かれていたが、2016年に立ち退きを目指す市民団体が発足、2017年4月に兵庫県警が事務所前に警戒所を設置した。同年10月、暴力団追放兵庫県民センターが「代理訴訟制度」に基づき、住民に代わって事務所の使用差し止めを求める仮処分を神戸地裁に申し立て、同年11月に認められた。神戸山口組の本部は2018年までに神戸市中央区へ移された。
その後も侠友会会長らが住居として居座り続けたが、2020年1月に淡路市が特定抗争指定の「警戒区域」に指定され、事務所への組員の立ち入りなどは禁止されて無人となっている。
淡路市が侠友会側と話し合い、土地と建物を購入することで応じる姿勢を示しているという。買い取り額は約3千万円とみられ、土地と建物の取得費を含む補正予算案を12月上旬にも定例市議会に提出する。用途は未定だが、災害時の待機所や公民館などが検討されている。