岡山県公安委員会:倉敷市の「警戒区域」指定解除を決定
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岡山県公安委員会が、特定抗争指定暴力団・六代目山口組と神戸山口組の活動を制限するため、「警戒区域」に指定している倉敷市と津山市のうち、倉敷市の指定解除が決まった。
2020年12月、倉敷市児島味野の当時・神戸山口組系三代目熊本組傘下「三代目藤健興業」の事務所に、山口組系三代目弘道会傘下組員らが発砲する事件が発生。岡山県警は山口組と神戸山口組の抗争事件と判断し、県公安委員会が2021年1月22日から倉敷市を警戒区域に指定していた。
一方、倉敷市に拠点を置いていた神戸山口組系「三代目熊本組」が解散し、本部事務所が解体されたことなどを踏まえ、岡山県警が12月17日での解除を決定した。津山市の指定は1月6日までで、延長については情勢を見極めながら判断するという。
岡山県公安委員会が、特定抗争指定暴力団・六代目山口組と神戸山口組の活動を制限するため、「警戒区域」に指定している倉敷市と津山市のうち、倉敷市の指定解除が決まった。
2020年12月、倉敷市児島味野の当時・神戸山口組系三代目熊本組傘下「三代目藤健興業」の事務所に、山口組系三代目弘道会傘下組員らが発砲する事件が発生。岡山県警は山口組と神戸山口組の抗争事件と判断し、県公安委員会が2021年1月22日から倉敷市を警戒区域に指定していた。
一方、倉敷市に拠点を置いていた神戸山口組系「三代目熊本組」が解散し、本部事務所が解体されたことなどを踏まえ、岡山県警が12月17日での解除を決定した。津山市の指定は1月6日までで、延長については情勢を見極めながら判断するという。
米国から覚醒剤7.2キロを密輸 「チャイニーズドラゴン」メンバー2人逮捕
警視庁組織犯罪対策5課などは、アメリカから航空貨物で覚醒剤を密輸したとして、準暴力団・チャイニーズドラゴンのメンバー・末永芳男容疑者(47)=東京都江戸川区中葛西=と、無職・アハマディアン・ナセル容疑者(38)=東京都足立区新田・イラン国籍=を覚醒剤取締法違反(営利目的輸入)の疑いで逮捕した。調べに対し2人は容疑を否認し、末永容疑者は「ふざけるなこの野郎。全く関係ない」と供述している。

末永芳男容疑者(47)

押収された覚醒剤など

逮捕容疑は米国時間10月26日、米カリフォルニア州から覚醒剤約7.2キロを隠したテーブル天板2枚を荒川区の別の男性宅に発送し、日本時間10月30日に成田空港に到着させ、覚醒剤を密輸した疑い。
10月30日に成田空港に到着した航空貨物を東京税関が検査したところ、テーブルの天板として輸入された厚さ4センチの2枚の天板から覚醒剤が3.6キロずつ、あわせて7.2キロ(末端価格約4億3200万円相当)が見つかった。その後、荷物は荒川区内の別の男性宅に運ばれ、11月17日に末永容疑者らが男性宅付近の路上で荷物を受け取ったという。
組対5課によると、10月下旬に海外捜査機関から警察庁を通じて情報提供があり密輸が発覚し、調査していた。チャイニーズドラゴンとイラン人グループが共同で密輸を計画していたとみて調べている。

末永芳男容疑者(47)

押収された覚醒剤など

逮捕容疑は米国時間10月26日、米カリフォルニア州から覚醒剤約7.2キロを隠したテーブル天板2枚を荒川区の別の男性宅に発送し、日本時間10月30日に成田空港に到着させ、覚醒剤を密輸した疑い。
10月30日に成田空港に到着した航空貨物を東京税関が検査したところ、テーブルの天板として輸入された厚さ4センチの2枚の天板から覚醒剤が3.6キロずつ、あわせて7.2キロ(末端価格約4億3200万円相当)が見つかった。その後、荷物は荒川区内の別の男性宅に運ばれ、11月17日に末永容疑者らが男性宅付近の路上で荷物を受け取ったという。
組対5課によると、10月下旬に海外捜査機関から警察庁を通じて情報提供があり密輸が発覚し、調査していた。チャイニーズドラゴンとイラン人グループが共同で密輸を計画していたとみて調べている。
違法賭博店からみかじめ料収受 住吉会傘下組長ら2人を逮捕
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栃木県警組織犯罪対策1課と宇都宮東署は9日までに、宇都宮市内で「闇スロット」の違法賭博が行われていたとされる事件で、指定暴力団・住吉会傘下組長・小筆芳明容疑者(55)=宇都宮市下岡本町=と、無職・諸木好江容疑者(79)=同市東宿郷4丁目=を組織犯罪処罰法違反(犯罪収益等収受)の疑いで逮捕した。県警は今年11月17日に「ベネチアン」を摘発していた。調べに対し2人は容疑を否認している。

違法賭博「ベネチアン」
押収されたゲーム機など
小筆容疑者の逮捕容疑は3月31日、同市のマンションの一室で同市宿郷1丁目の賭博店「ベネチアン」の店長・竹沢隆久被告(67)=常習賭博罪で起訴=から、「みかじめ料」名目で現金5万円を受け取った疑い。小筆容疑者はみかじめ料として月々5万円を受け取っていた。
諸木容疑者の逮捕容疑は7月2日~9月19日、竹沢被告から自宅で5回にわたり、賭博による犯罪収益の一部の現金計約45万7千円を受け取った疑い。
違法賭博店は10年ほど営業していたとみられ、同課は関連する別の組織が複数いるとみて調べている。
栃木県警組織犯罪対策1課と宇都宮東署は9日までに、宇都宮市内で「闇スロット」の違法賭博が行われていたとされる事件で、指定暴力団・住吉会傘下組長・小筆芳明容疑者(55)=宇都宮市下岡本町=と、無職・諸木好江容疑者(79)=同市東宿郷4丁目=を組織犯罪処罰法違反(犯罪収益等収受)の疑いで逮捕した。県警は今年11月17日に「ベネチアン」を摘発していた。調べに対し2人は容疑を否認している。

違法賭博「ベネチアン」
押収されたゲーム機など
小筆容疑者の逮捕容疑は3月31日、同市のマンションの一室で同市宿郷1丁目の賭博店「ベネチアン」の店長・竹沢隆久被告(67)=常習賭博罪で起訴=から、「みかじめ料」名目で現金5万円を受け取った疑い。小筆容疑者はみかじめ料として月々5万円を受け取っていた。
諸木容疑者の逮捕容疑は7月2日~9月19日、竹沢被告から自宅で5回にわたり、賭博による犯罪収益の一部の現金計約45万7千円を受け取った疑い。
違法賭博店は10年ほど営業していたとみられ、同課は関連する別の組織が複数いるとみて調べている。