コロナ患者より自身の優先入院を強要 山口組系杉本組組員を逮捕
岡山県警水島署は1日、倉敷市保健所の職員に新型コロナの患者より自身を優先して入院させるよう強要しようとしたとして、特定抗争指定暴力団・六代目山口組系「三代目杉本組」組員・千々和晃容疑者(50)=倉敷市=を強要未遂の疑いで逮捕した。
山口組系「杉本組」事務所
千々和容疑者は5月14日夜、倉敷市保健所をかけ、感染症対策業務をしていた女性職員に対して「今朝あんたが『倉敷市の病院はいっぱいだから、岡山の町の病院に入院させてあげる』と言った。聞いたことは忘れんぞ」「組のもんじゃ。ワシひとりの身体じゃねんじゃ。皆入院できるのを待っとんじゃ」などど怒号をあげ、新型コロナの患者より自身の優先的な入院治療を要求した疑い。
5月中旬に倉敷市保健所から相談を受けた警察が捜査し逮捕した。千々和容疑者は「事実は全然違う」と容疑を否認している。
山口組系「杉本組」事務所
千々和容疑者は5月14日夜、倉敷市保健所をかけ、感染症対策業務をしていた女性職員に対して「今朝あんたが『倉敷市の病院はいっぱいだから、岡山の町の病院に入院させてあげる』と言った。聞いたことは忘れんぞ」「組のもんじゃ。ワシひとりの身体じゃねんじゃ。皆入院できるのを待っとんじゃ」などど怒号をあげ、新型コロナの患者より自身の優先的な入院治療を要求した疑い。
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「持続化給付金」不正受給 旭琉會本部を家宅捜索
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沖縄県警は1日午前11時半ごろ、国の新型コロナ対策「持続化給付金」を詐取したとして、指定暴力団・旭琉會系「二代目一心一家」組員・與那嶺清則容疑者(51)と、旭琉會系「二代目沖島一家」組員・大城雄太容疑者(31)の2人が詐欺容疑で逮捕された事件の関係先として、「旭琉會」本部事務所を捜査員約30人体制で家宅捜索した。捜索はおよそ45分間で事件の関係資料などを押収した。
県警は昨年9月に、暴力団など反社会的勢力が関与して給付金の大規模不正受給が行われたとみて那覇市内の税理士事務所を家宅捜索して関係資料を押収し、特別捜査本部を設置して関係者の聴取や資料の精査をし裏付けを進めてきた。
昨年11月に税理事務所スタッフの男女2人、今年に入り税理士の男を詐欺容疑で逮捕。これまでに受給資格が無いにも関わらず同事務所で給付手続きをするなどしたとして、計16人が逮捕されている。
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