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山口組4代目継承で生じた亀裂 約30年後の分裂の起源に

 国内最大の指定暴力団山口組(総本部・神戸市灘区、6代目組長・篠田建市=通称・司忍)の分裂の起源は、離脱した神戸山口組側の主要2次団体山健組(同市中央区)の創始者、山本健一の死までさかのぼる。今年100周年を迎え、構成員約1万300人を抱える巨大組織はその死以降、苛烈な派閥抗争を何度も繰り広げることになる。

■繰り返される主導権争い

 山本健一は生前、神戸の地方組織であった山口組の勢力拡大を猛スピードで進めた3代目山口組組長、田岡一雄(故人)を右腕として支え続け、田岡一雄の後釜を継いで4代目となるのが確実視されていた。

 だが、田岡一雄は昭和56年7月に死去、山本健一は4代目の継承を目前にして57年2月に獄中で死亡した。それ以降、山口組は常に体制内に主流派と反主流派を抱え、組長が替わる度にそれが入れ替わってきた歴史をたどってきた。

 最初の亀裂は、4代目継承を目指していた当時の山口組最高幹部、山本広らが離脱して「一和会」を結成した後に始まった史上最悪の対立抗争事件である山一抗争として噴出する。

 山本広を推すグループは多数決で山本広が4代目を継承することになっていはずだったが、田岡一雄の妻が最高幹部だった竹中正久(同)を推挙、59年6月に4代目に正式に就任したことに反発、一和会を結成したことで抗争が勃発。60年1月に竹中正久一和会側のヒットマンに射殺されると、山口組側が攻勢に出て一気に形成を逆転した。

 組長を殺害された竹中組など山口組側の攻勢もあり、山健組出身の渡辺芳則(故人)が5代目に就任。山本広らの暴力団業界からの引退などを条件に抗争は収束した。ナンバー2の若頭には最大の経済ヤクザと呼ばれた宅見勝が就任した。

 だが、その宅見勝も平成9年、神戸市内のホテルの喫茶店で談笑中に山口組最高幹部だった2次団体、中野会側に殺害された。その後、渡辺芳則は引退。6代目には当時、山口組内で山健組とともに2大派閥とされた弘道会(名古屋市)出身の篠田建市が17年7月に就任。以後は、山健組側が反主流派にまわった。

■過去にもクーデター未遂

 山一抗争以来、約30年ぶりの分裂となった今回の神戸山口組の結成だが、同様の動きは20年にもあった。クーデターは未遂に終わり、2次団体後藤組組長、後藤忠政ら大量の幹部が処分された。

 捜査関係者は「今回の分裂も、基本的な構図は同じ」と指摘する。

 この当時、執行部の逆鱗に触れたのが、真偽不明の内部告発文書だったとされる。内部告発文書には批判の根拠として山口組執行部が、幹部らに大量のミネラルウオーターや米、みそ、石鹸などの日用品を買わせ、弘道会側の利益にしていると批判。方針の変更を求めていた。

 警察幹部によると、山口組の2次団体は定期的に生活雑貨などを購入させられており、その収益は山口組ナンバー2の若頭、高山清司側に入っているとされている。

 捜査関係者は「名古屋を中心とする弘道会支配への不満は、神戸山口組側にも共通していた。20年の騒動後も、不満を生む状況は変わらなかったということだ」と指摘する。

■「弘道会」支配

 主流派が山健組から弘道会へと移り、弘道会支配への反発から離脱グループにより神戸山口組が発足した。警察幹部は「山口組のナンバー2である若頭、高山清司の逮捕、収監が、主流派である弘道会側と、反主流派である山健組側とのバランスに狂いを生じさせた」とみている。

 高山清司篠田建市と同様に弘道会出身。篠田建市の右腕として知られ、篠田建市が銃刀法違反罪で実刑判決を受け、服役中も実質的なトップとして山口組を差配してきた。

 転機となったのは、22年11月の恐喝容疑での逮捕だった。地裁判決で6年の実刑が下された。その後、26年5月に最高裁での上告を断念し、同年6月、収監された。その間は不在となるのが確実となり、高山清司が取ったのは同じ弘道会に後継させる道筋をつけることだった。

 高山清司は逮捕後の25年10月に、同じ出身母体の弘道会にいた竹内照明弘道会会長に就任させ今年4月には、最高幹部の一人である若頭補佐に昇格させるなど弘道会系での露骨な後継者固めを始めた。

 暴力団情勢に詳しいフリージャーナリストの溝口敦は「7代目、8代目も弘道会の支配になることが確実になった。この状況を覆すには分裂しかなかった」と指摘する。溝口は、分裂の計画は1年以上前から進行していたとみている。

  

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