生活保護費「一時扶助」断られ市職員脅迫容疑 「俺は日本で5番目の組の幹部」
警視庁は14日までに、緊急の事情がある場合に臨時的に支払われる生活保護費の支給を断られたことに腹を立て、暴力団の威力を示しながら東京都青梅市役所の職員を脅したとして、無職の男(48)=東京都青梅市=を暴力行為等処罰法違反の疑いで逮捕した。男は調べに「何を言ったか記憶にない」と容疑を否認している。

東京都青梅市役所
男はこれまでに通常の生活保護を受けているが、入退院時や子供の入学時など特別な場合に限り認められる「一時扶助」の制度に、「ズボンが1着しかないことから追加したい」「背中が痛いのでベッドがほしい」などと要求、市側は「支給対象外」として認めてなかった。
これに対し男は今年9月21日、青梅市生活福祉課に複数回にわたって電話し、「俺は30年間ヤクザだった。日本で5番目にでかい組の幹部だった」「なめた態度をとられたら、黙っていられない」などと男性職員を脅迫、さらに翌22日には直接窓口を訪れ、「火を付けてやろうか」と脅した疑いがもたれている。

東京都青梅市役所
男はこれまでに通常の生活保護を受けているが、入退院時や子供の入学時など特別な場合に限り認められる「一時扶助」の制度に、「ズボンが1着しかないことから追加したい」「背中が痛いのでベッドがほしい」などと要求、市側は「支給対象外」として認めてなかった。
これに対し男は今年9月21日、青梅市生活福祉課に複数回にわたって電話し、「俺は30年間ヤクザだった。日本で5番目にでかい組の幹部だった」「なめた態度をとられたら、黙っていられない」などと男性職員を脅迫、さらに翌22日には直接窓口を訪れ、「火を付けてやろうか」と脅した疑いがもたれている。