「特定抗争指定」の意見聴取 神戸山口組が初出席
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大阪府公安委員会が23日に開いた「特定抗争指定暴力団」への指定に向けた意見聴取に、指定暴力団・神戸山口組の直系団体「黒誠会」の剣政和こと笹昭組長(55)が出席した。

意見聴取の会場
20日から兵庫、愛知両県の公安委で意見聴取が始まったがいずれも欠席し、組側が出席したのは初めて。「黒誠会」は大阪市北区に組事務所を置き、神戸山口組の井上邦雄組長(71)の代理人として出席した。
8月に神戸市で起きた山口組系組員への銃撃事件の実行役として、神戸山口組の中核組織「山健組」組長の中田浩司容疑者(60)が逮捕された点について、笹昭組長は「真実ではないと思う」と反論した。
また同じビル内にある組事務所と居住スペースは内部がつながっていないとして、組長とその親族が組事務所がある建物に引き続き住めるよう求め、「組事務所に住む組員がこれから住めるか明らかにしてほしい」と訴えた。
これに対し、公安委員会は「事務所は居住も踏まえて例外として(使用を)認めていません」と答えるにとどめ、年明けに2つの組を「特定抗争指定暴力団」に指定する方針。
一方、兵庫県公安委員会が設けた山口組に対する意見聴取の場には、山口組側は出席しなかった。

大阪府公安委員会が23日に開いた「特定抗争指定暴力団」への指定に向けた意見聴取に、指定暴力団・神戸山口組の直系団体「黒誠会」の剣政和こと笹昭組長(55)が出席した。

意見聴取の会場
20日から兵庫、愛知両県の公安委で意見聴取が始まったがいずれも欠席し、組側が出席したのは初めて。「黒誠会」は大阪市北区に組事務所を置き、神戸山口組の井上邦雄組長(71)の代理人として出席した。
8月に神戸市で起きた山口組系組員への銃撃事件の実行役として、神戸山口組の中核組織「山健組」組長の中田浩司容疑者(60)が逮捕された点について、笹昭組長は「真実ではないと思う」と反論した。
また同じビル内にある組事務所と居住スペースは内部がつながっていないとして、組長とその親族が組事務所がある建物に引き続き住めるよう求め、「組事務所に住む組員がこれから住めるか明らかにしてほしい」と訴えた。
これに対し、公安委員会は「事務所は居住も踏まえて例外として(使用を)認めていません」と答えるにとどめ、年明けに2つの組を「特定抗争指定暴力団」に指定する方針。
一方、兵庫県公安委員会が設けた山口組に対する意見聴取の場には、山口組側は出席しなかった。
