観光客から金だまし取る チャイニーズドラゴンのメンバー2人を逮捕
警視庁は、東京都新宿区歌舞伎町で、日本を訪れていた中国人観光客から金をだまし取ったとして、準暴力団・チャイニーズドラゴンのメンバーでいずれも中国籍の孫玉才容疑者(37)と劉瑶容疑者(38)の2人を詐欺の疑いで逮捕した。
孫容疑者らは去年12月、歌舞伎町の路上で中国人観光客の男性2人に対し、「女の子と遊びませんか」と声をかけ、「料金のほかに保証金として1人5万円が必要です」「遊び終わったあとに全額返金しますので安心してください」などとウソをつき、現金13万円とオンライン決済サービスで日本円にしておよそ5万円分のあわせておよそ18万円をだましとった疑いが持たれている。
歌舞伎町では「チャイニーズドラゴン」メンバーらによる客引きでトラブルが相次いでいる。
孫容疑者らは去年12月、歌舞伎町の路上で中国人観光客の男性2人に対し、「女の子と遊びませんか」と声をかけ、「料金のほかに保証金として1人5万円が必要です」「遊び終わったあとに全額返金しますので安心してください」などとウソをつき、現金13万円とオンライン決済サービスで日本円にしておよそ5万円分のあわせておよそ18万円をだましとった疑いが持たれている。
歌舞伎町では「チャイニーズドラゴン」メンバーらによる客引きでトラブルが相次いでいる。
生活保護詐取 右翼団体塾長を逮捕
警視庁公安部は10日、収入を申告せず生活保護費約1000万円をだまし取ったとして、右翼団体「憂国皇靖塾」塾長、石川豪泰容疑者(45)=東京都江東区東雲=を詐欺容疑で逮捕した。家族が交通事故に遭った際に振り込まれた保険金を収入として申告しなかったという。容疑をおおむね認めている。
石川容疑者は2009年6月、区の福祉事務所に、健康状態を理由に生活保護を申請。2016年に実父に支払われた保険金約1000万円を自ら引き出したが、その後も自分の収入として申告せず、16年から19年まで毎月約24万円の生活保護費を不正受給した疑いがある。
石川容疑者は保険金を自分で引き出し、生活費のほか、街宣車の購入などにも充てて右翼活動をしていたという。
石川容疑者は2009年6月、区の福祉事務所に、健康状態を理由に生活保護を申請。2016年に実父に支払われた保険金約1000万円を自ら引き出したが、その後も自分の収入として申告せず、16年から19年まで毎月約24万円の生活保護費を不正受給した疑いがある。
石川容疑者は保険金を自分で引き出し、生活費のほか、街宣車の購入などにも充てて右翼活動をしていたという。
他人名義の携帯電話を不正に機種変更 弘道会傘下幹部と元販売店の女を逮捕
愛知県警は9日、他人名義の携帯電話を不正に機種変更したとして、特定抗争指定暴力団・六代目山口組系弘道会傘下幹部・野久保和典容疑者(48)=名古屋市南区要町5丁目=と、NTTドコモの販売代理店の店員だったアルバイト・渡辺美智予容疑(40)=名古屋市中区松原3丁目=を私電磁的記録不正作出・同供用容疑で逮捕した。NTTドコモ広報部は「このような事案で世間をお騒がせし、大変申し訳ありません」とコメントした。
野久保和典容疑者
2人は4年前、当時渡辺容疑者が働いていた中区の携帯電話の販売店で、野久保容疑者が使っていた他人名義の携帯電話を機種変更しようとして、名義人の許可を得ずに申し込みデータを不正に作成した疑いが持たれている。2人の認否を明らかにしていない。
県警は、野久保容疑者が知人の渡辺容疑者に不正な手続きをさせ、新しい携帯電話を入手したとみて調べている。県警は、こうした名義の不透明な携帯電話が反社会的勢力により「犯罪インフラ」として使われることを警戒している。
野久保和典容疑者
2人は4年前、当時渡辺容疑者が働いていた中区の携帯電話の販売店で、野久保容疑者が使っていた他人名義の携帯電話を機種変更しようとして、名義人の許可を得ずに申し込みデータを不正に作成した疑いが持たれている。2人の認否を明らかにしていない。
県警は、野久保容疑者が知人の渡辺容疑者に不正な手続きをさせ、新しい携帯電話を入手したとみて調べている。県警は、こうした名義の不透明な携帯電話が反社会的勢力により「犯罪インフラ」として使われることを警戒している。