恐喝罪で実刑判決 山口組ナンバー2 髙山清司被告の控訴棄却
みかじめ料(用心棒代)名目で建設業団体幹部の男性(68)から4000万円を脅し取ったとして、恐喝罪に問われた指定暴力団・六代目山口組ナンバー2で二代目弘道会の元会長・高山清司被告(66)の控訴審判決で、大阪高裁は19日、懲役6年(求刑・懲役10年)の実刑とした1審・京都地裁判決を支持、被告側の控訴を棄却した。
高山被告は1審と同様に「犯行には関与していない」と無罪を主張したが、森岡安広裁判長は「被害者から金を受け取った配下の暴力団関係者は、被告の意向を受けて行動しており、共謀が推認できる」と述べた。
控訴審判決によると、高山被告は2005~06年、山口組系「淡海一家」総長・髙山誠賢こと髙山義友希被告(57)=1審有罪、控訴らと=らと共謀、京都市内のホテルなどで男性から3回にわたり、金を脅し取った。
高山被告は1審と同様に「犯行には関与していない」と無罪を主張したが、森岡安広裁判長は「被害者から金を受け取った配下の暴力団関係者は、被告の意向を受けて行動しており、共謀が推認できる」と述べた。
控訴審判決によると、高山被告は2005~06年、山口組系「淡海一家」総長・髙山誠賢こと髙山義友希被告(57)=1審有罪、控訴らと=らと共謀、京都市内のホテルなどで男性から3回にわたり、金を脅し取った。