元稲川会系「箱屋一家」総長の車が銃撃 1人重体
10日午後6時25分頃、千葉県警松戸署近くの国道6号で、バイクに乗った何者かが走行中の元稲川会直参で「六代目箱屋一家」の中村豪総長が乗るワンボックス車に向けて複数回発砲し、後部座席に座っていた男性(46)が肩と頭を撃たれた。撃たれた男性は中村豪総長の運転手だったとみられ、銃撃後、松戸市内の病院に搬送され緊急手術を受けたが、意識不明の重体。病院の職員が「撃たれた男性が病院に来ている」と110番通報した。
車は東京都内から千葉県柏市方面へ走行していたが、バイクに乗った人物が、車の後方から近づき発砲。一度発砲された後、渋滞で停車したところを再び発砲された。車は窓ガラスが割れ、車体にも複数の弾痕が残っていた。車内には複数の男性が乗っていたが、ほかにけが人はいなかった。
目撃者によると、犯人は黒か紺の上下にフルフェースのヘルメットで顔を隠し、黒のビッグスクーターで車の後ろにつけた後、バイクを下りて左側に回り込み、一切迷いなく銃撃。撃たれた車が走り去ったのを見届けてから、腰に銃をさしバイクで逃走したという。
稲川会は、六代目山口組と友好関係にあるが、中村豪総長は2016年、対立する神戸山口組とのつきあいを理由に稲川会から破門処分とされていた。破門処分後も松戸市に留まり稲川会とトラブルとなっていた。
稲川会は、この箱屋一家が縄張りとする松戸地区を新たに別の組に任せると通達を出し緊迫していた。
現場はJR常磐線松戸駅の南約1キロの市街地で、松戸署前の交差点。警察は付近の道路を封鎖し、逃げた人物を追うとともに、暴力団抗争の可能性を視野に捜査する方針。

車は東京都内から千葉県柏市方面へ走行していたが、バイクに乗った人物が、車の後方から近づき発砲。一度発砲された後、渋滞で停車したところを再び発砲された。車は窓ガラスが割れ、車体にも複数の弾痕が残っていた。車内には複数の男性が乗っていたが、ほかにけが人はいなかった。
目撃者によると、犯人は黒か紺の上下にフルフェースのヘルメットで顔を隠し、黒のビッグスクーターで車の後ろにつけた後、バイクを下りて左側に回り込み、一切迷いなく銃撃。撃たれた車が走り去ったのを見届けてから、腰に銃をさしバイクで逃走したという。
稲川会は、六代目山口組と友好関係にあるが、中村豪総長は2016年、対立する神戸山口組とのつきあいを理由に稲川会から破門処分とされていた。破門処分後も松戸市に留まり稲川会とトラブルとなっていた。
稲川会は、この箱屋一家が縄張りとする松戸地区を新たに別の組に任せると通達を出し緊迫していた。
現場はJR常磐線松戸駅の南約1キロの市街地で、松戸署前の交差点。警察は付近の道路を封鎖し、逃げた人物を追うとともに、暴力団抗争の可能性を視野に捜査する方針。
