神戸山口組と対立する
山口組系の組員が逮捕されたことを受け、警察当局は両組織間の抗争が激化する恐れもあるとして警戒をさらに強化する。
射殺事件を受け、警察庁はすでに、暴力団対策法に基づく「
特定抗争指定暴力団」の指定に向けた事前準備を進めるよう、全国の警察に通達している。
「
特定抗争指定暴力団」は、指定暴力団同士が発砲などの重大事件を繰り返した場合に可能となる。今回の事件でも、
神戸山口組側からの報復があれば、指定される可能性が高まるとみられる。
今後の捜査では、事件の背景がどこまで解明できるかが焦点となる。
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