「2人掛かりで一方的に攻撃」殺人罪の2被告に懲役14年 和歌山地裁
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堺市の飲食店で平成25年、暴力団組員の男性=当時(45)=を絞殺し、和歌山県内に遺棄したとして殺人や死体遺棄などの罪に問われた無職、小松弘隆被告(24)と無職、岡野浩士被告(34)の裁判員裁判で、和歌山地裁は8日、両被告にいずれも懲役14年(求刑懲役20年)の判決を言い渡した。
浅見健次郎裁判長は、小松被告があおむけの男性の首を絞め、岡野被告は男性の下半身に乗り抵抗を抑えたとして共謀を認定。「圧倒的に有利な体勢で、2人掛かりで一方的に攻撃しており相当に悪質」と述べた。
小松被告の弁護人は「被害者が先に暴行し、正当防衛で首を絞めた。とどめを刺したのは岡野被告」と主張。岡野被告は「首を絞めるまねで、力は入れていない」と訴えていた。ともに死体遺棄罪などについては認めていた。
判決によると、25年7月24日、共謀して男性を絞殺し、その後和歌山県日高川町の山中に遺棄するなどした。

堺市の飲食店で平成25年、暴力団組員の男性=当時(45)=を絞殺し、和歌山県内に遺棄したとして殺人や死体遺棄などの罪に問われた無職、小松弘隆被告(24)と無職、岡野浩士被告(34)の裁判員裁判で、和歌山地裁は8日、両被告にいずれも懲役14年(求刑懲役20年)の判決を言い渡した。
浅見健次郎裁判長は、小松被告があおむけの男性の首を絞め、岡野被告は男性の下半身に乗り抵抗を抑えたとして共謀を認定。「圧倒的に有利な体勢で、2人掛かりで一方的に攻撃しており相当に悪質」と述べた。
小松被告の弁護人は「被害者が先に暴行し、正当防衛で首を絞めた。とどめを刺したのは岡野被告」と主張。岡野被告は「首を絞めるまねで、力は入れていない」と訴えていた。ともに死体遺棄罪などについては認めていた。
判決によると、25年7月24日、共謀して男性を絞殺し、その後和歌山県日高川町の山中に遺棄するなどした。
