不法残留外国人を作業現場に派遣 山口組系淡海一家幹部と派遣会社役員ら3人を逮捕
富山県警は11日、不法残留していた外国人7人を解体現場に派遣し作業員として働かせていたとして、いずれも富山市中島に住む特定抗争指定暴力団・六代目山口組系淡海一家幹部で「二代目輝侠会」会長・澤野榮次こと山本和人容疑者(58)と、解体工事派遣会社役員の女(61)、同派遣会社アルバイト従業員の女(58)の3人を入管難民法違反(不法就労助長)の疑いで逮捕した。
派遣会社を家宅捜索
山本容疑者ら3人は共謀して、不法残留していたベトナム人やインドネシア人ら計7人を2022年10月から2023年11月の間、富山県内の解体作業現場に派遣して作業員として労働させた疑いが持たれている。外国人7人は2023年8月以降に不法残留容疑で逮捕されている。
県警はこれまでに山本容疑者らの自宅など関係先10数か所の家宅捜索を行い、11日にも派遣会社事務所の家宅捜索を行っていて、これまでに銀行の通帳やカードなど約100点が押収されている。
県警は「捜査に支障が出る」として3人の認否を明らかにしていないが、不法就労させた外国人が他にもいるとみて調べるとともに、違法な派遣業務で得た収益が暴力団の資金になっていたとみて調べを進めている。
派遣会社を家宅捜索
山本容疑者ら3人は共謀して、不法残留していたベトナム人やインドネシア人ら計7人を2022年10月から2023年11月の間、富山県内の解体作業現場に派遣して作業員として労働させた疑いが持たれている。外国人7人は2023年8月以降に不法残留容疑で逮捕されている。
県警はこれまでに山本容疑者らの自宅など関係先10数か所の家宅捜索を行い、11日にも派遣会社事務所の家宅捜索を行っていて、これまでに銀行の通帳やカードなど約100点が押収されている。
県警は「捜査に支障が出る」として3人の認否を明らかにしていないが、不法就労させた外国人が他にもいるとみて調べるとともに、違法な派遣業務で得た収益が暴力団の資金になっていたとみて調べを進めている。