池田組組長宅の車に発砲 山口組系山健組傘下「妹尾組」 幹部の初公判
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岡山地裁で22日、2022年10月に指定暴力団・池田組の組長が住む岡山市内のマンション駐車場で、止まっていた車に向けて拳銃を発砲したとして銃刀法違反と器物損壊の罪に問われている特定抗争指定暴力団・六代目山口組系五代目山健組傘下「三代目妹尾組」本部長・福岡一彦被告(57)の初公判が開かれ、福岡被告は「間違いありません。私がやったことです」と述べ、起訴内容を認めた。

発砲された車(当時)

福岡被告は2022年10月26日午後9時20分頃、岡山市北区のマンションの駐車場で止まっていた乗用車に向け、回転式拳銃1丁で5発発射し、車両を損壊させた罪に問われている。このマンションには、2015年8月に山口組から離脱して神戸山口組を結成し、2020年7月に独立組織となった池田組の池田孝志組長が住んでいて、発砲された車は池田組関係者(73)=同市北区=の所有で池田組長が普段使用していた。
発砲事件のあった同日午後1時過ぎには、岡山市北区大元上町の理髪店で散髪中だった池田組長が、妹尾組若頭・吉永淳被告にサバイバルナイフなどで襲撃され、ボディーガードの池田組組員らに反撃されてケガを負ったうえ殺人未遂容疑で逮捕されていた。検察は冒頭陳述で「組員が襲撃に失敗してケガをしたことから報復を決意した。5発立て続けに発砲したあと、周囲の安全を確認しないまま逃走した」と指摘した。
一方、弁護側は「組のメンツのため個人の判断で行ったが、市民に恐怖を与えないよう拳銃をポケットに隠し、速やかに自首している」と主張した。
次の裁判は9月4日に開かれる予定。
岡山地裁で22日、2022年10月に指定暴力団・池田組の組長が住む岡山市内のマンション駐車場で、止まっていた車に向けて拳銃を発砲したとして銃刀法違反と器物損壊の罪に問われている特定抗争指定暴力団・六代目山口組系五代目山健組傘下「三代目妹尾組」本部長・福岡一彦被告(57)の初公判が開かれ、福岡被告は「間違いありません。私がやったことです」と述べ、起訴内容を認めた。

発砲された車(当時)

福岡被告は2022年10月26日午後9時20分頃、岡山市北区のマンションの駐車場で止まっていた乗用車に向け、回転式拳銃1丁で5発発射し、車両を損壊させた罪に問われている。このマンションには、2015年8月に山口組から離脱して神戸山口組を結成し、2020年7月に独立組織となった池田組の池田孝志組長が住んでいて、発砲された車は池田組関係者(73)=同市北区=の所有で池田組長が普段使用していた。
発砲事件のあった同日午後1時過ぎには、岡山市北区大元上町の理髪店で散髪中だった池田組長が、妹尾組若頭・吉永淳被告にサバイバルナイフなどで襲撃され、ボディーガードの池田組組員らに反撃されてケガを負ったうえ殺人未遂容疑で逮捕されていた。検察は冒頭陳述で「組員が襲撃に失敗してケガをしたことから報復を決意した。5発立て続けに発砲したあと、周囲の安全を確認しないまま逃走した」と指摘した。
一方、弁護側は「組のメンツのため個人の判断で行ったが、市民に恐怖を与えないよう拳銃をポケットに隠し、速やかに自首している」と主張した。
次の裁判は9月4日に開かれる予定。