覚醒剤15キロ 9億円相当を中国から船便で密輸 4人を再逮捕
警視庁組織犯罪対策5課と岩手、茨城両県警などは1日までに、中国から覚醒剤約15キロ(末端価格9億円相当)を密輸したとして、職業不詳・関本琢磨容疑者(31)=住所不詳=と、建築関連会社代表・藤沢龍虎(26)=盛岡市青山4=ら男4人を覚醒剤取締法違反(営利目的輸入)の疑いで再逮捕した。4人はいずれも暴力団が関係する密輸グループのメンバーで、関本容疑者が主導的な立場だったとみられている。4人の認否は明らかにしていない。

押収された覚醒剤など

鉄板の空洞部分に覚醒剤

4人は共謀し、中国から出港した貿易船に「アルミニウムプレート」と申告された覚醒剤を隠匿した鉄板を積載させ、7月19日に東京都品川区の大井コンテナ埠頭から営利目的で密輸したとしている。覚醒剤を隠匿した貨物は藤沢容疑者が代表を務める盛岡市の建築会社宛てに送られた。
厚さ約7.5センチの3枚の鉄板の空洞部分に覚醒剤を約5キロずつに分けて隠しているのを東京税関の職員が発見し、警視庁が10月15日までに、再逮捕された4人を含む男性計8人を麻薬特例法違反容疑で逮捕していた。
鉄板の中に違法薬物を隠す密輸の手口は、世界各地で麻薬の製造・売買を手がけるメキシコの組織「麻薬カルテル」の典型的な手口で、麻薬カルテルとの関連や背後関係を調べている。

押収された覚醒剤など

鉄板の空洞部分に覚醒剤

4人は共謀し、中国から出港した貿易船に「アルミニウムプレート」と申告された覚醒剤を隠匿した鉄板を積載させ、7月19日に東京都品川区の大井コンテナ埠頭から営利目的で密輸したとしている。覚醒剤を隠匿した貨物は藤沢容疑者が代表を務める盛岡市の建築会社宛てに送られた。
厚さ約7.5センチの3枚の鉄板の空洞部分に覚醒剤を約5キロずつに分けて隠しているのを東京税関の職員が発見し、警視庁が10月15日までに、再逮捕された4人を含む男性計8人を麻薬特例法違反容疑で逮捕していた。
鉄板の中に違法薬物を隠す密輸の手口は、世界各地で麻薬の製造・売買を手がけるメキシコの組織「麻薬カルテル」の典型的な手口で、麻薬カルテルとの関連や背後関係を調べている。