覚醒剤約480キロ密輸 住吉会系元組長に無期懲役の判決
>>関連記事
2017年8月、ひたちなか市付近の沖合で船で受け渡しする「瀬取り」という手法で、覚醒剤約480キロを香港から密輸したとして、覚醒剤取締法違反(営利目的輸入)などの罪に問われた、指定暴力団・住吉会系「羽黒一家五代目」幹部で「海老澤組」元組長、海老沢浩被告(60)=栃木県宇都宮市平出町=の裁判員裁判判決公判が22日、水戸地裁(寺沢真由美裁判長)であり、寺沢裁判長は同罪の最高刑となる求刑通り無期懲役、罰金1千万円を言い渡した。
検察側は、海老沢被告が首謀者として中心的役割を果たしたと指摘。弁護側は起訴内容を認めた上で、同被告は連絡役にすぎず、懲役20年が相当だと主張していた。
判決によると、海老沢被告らは2017年8月21日、ひたちなか市の東方沖で、船から覚醒剤を漁船に積み替え、同22日、同市の那珂湊漁港に陸揚げして輸入したなどとしている。
2017年8月、ひたちなか市付近の沖合で船で受け渡しする「瀬取り」という手法で、覚醒剤約480キロを香港から密輸したとして、覚醒剤取締法違反(営利目的輸入)などの罪に問われた、指定暴力団・住吉会系「羽黒一家五代目」幹部で「海老澤組」元組長、海老沢浩被告(60)=栃木県宇都宮市平出町=の裁判員裁判判決公判が22日、水戸地裁(寺沢真由美裁判長)であり、寺沢裁判長は同罪の最高刑となる求刑通り無期懲役、罰金1千万円を言い渡した。
検察側は、海老沢被告が首謀者として中心的役割を果たしたと指摘。弁護側は起訴内容を認めた上で、同被告は連絡役にすぎず、懲役20年が相当だと主張していた。
判決によると、海老沢被告らは2017年8月21日、ひたちなか市の東方沖で、船から覚醒剤を漁船に積み替え、同22日、同市の那珂湊漁港に陸揚げして輸入したなどとしている。