覚せい剤営利目的で譲受 共政会本部を家宅捜索
広島県警は、指定暴力団・共政会傘下組長ら4人が覚せい剤取締法違反で逮捕されたのを受け、共政会本部を家宅捜索した。
共政会本部を家宅捜索
県警によると、共政会傘下「二代目和田組」組長、和田努容疑者(51)=広島市西区福島町2丁目=と、共政会傘下「前崎組「」組長、前崎修容疑者(69)=中区西平塚町=、和田組組員、和田孝幸(52)=西区庚午中4丁目=、パート従業員、森本優子(50)=西区鈴が峰町=ら4人は共謀して、6月21日、覚せい剤およそ98.5グラム、末端価格590万円相当を営利目的で他の暴力団関係者に東京都新宿区から宅配便で森本容疑者宅に送らせ翌日、譲り受けた疑いがもたれている。
別の事件などの捜査から4人が覚せい剤の販売に関わっている可能性が浮上し、一昨年の10月から広島県警薬物銃器対策課や中国四国厚生局麻薬取締部などの合同捜査本部で捜査していて、覚せい剤が送られてくるとの情報をつかんでいた。
調べに対し和田容疑者は黙秘し、前崎容疑者ら3人は「全く身に覚えがない」と容疑を否認している。
共政会本部を家宅捜索
県警によると、共政会傘下「二代目和田組」組長、和田努容疑者(51)=広島市西区福島町2丁目=と、共政会傘下「前崎組「」組長、前崎修容疑者(69)=中区西平塚町=、和田組組員、和田孝幸(52)=西区庚午中4丁目=、パート従業員、森本優子(50)=西区鈴が峰町=ら4人は共謀して、6月21日、覚せい剤およそ98.5グラム、末端価格590万円相当を営利目的で他の暴力団関係者に東京都新宿区から宅配便で森本容疑者宅に送らせ翌日、譲り受けた疑いがもたれている。
別の事件などの捜査から4人が覚せい剤の販売に関わっている可能性が浮上し、一昨年の10月から広島県警薬物銃器対策課や中国四国厚生局麻薬取締部などの合同捜査本部で捜査していて、覚せい剤が送られてくるとの情報をつかんでいた。
調べに対し和田容疑者は黙秘し、前崎容疑者ら3人は「全く身に覚えがない」と容疑を否認している。
「旭琉會」会長が死去 弔問で全国から続々沖縄入り
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指定暴力団・旭琉會の富永清会長が今月12日に死去したことに伴い、全国の指定暴力団関係者が弔問で続々と沖縄入りしている。
24日には五代目工藤會、住吉会など6団体が来県した。弔問は23日から26日まで続く。県警は不測の事態に備え、弔問先の北中城村の事務所周辺で検問するなど警戒態勢を敷いている。
那覇空港到着ロビーでは24日午後0時45分ごろ、県警捜査員約50人が警戒する中、旭琉會幹部が県外の暴力団関係者を出迎えていた。関係者によると、26日には内部抗争状態にある神戸山口組が来県するという。
死去した富永氏は、1990年に三代目旭琉会(当時)から独立し、沖縄旭琉会を組織。その後両団体間で抗争が勃発し、高校生や警察官が巻き添えになった。
富永氏は2011年に「旭琉會」の名称で組織を一本化し、自ら会長に就任。22団体約300人をまとめてきた。
会長不在となり、県警は組織のかじ取り役を誰が担うかを注視している。関係者は「富永会長の四十九日までは完全に喪に服す。会長ポストの話し合いはそれからになる」とし、「誰が会長に就くかは白紙の状態。一筋縄ではいかない」と語った。
県警組織犯罪対策課は「過去には一般市民が抗争の犠牲になっている。繰り返されることがあってはならない」と警戒している。
指定暴力団・旭琉會の富永清会長が今月12日に死去したことに伴い、全国の指定暴力団関係者が弔問で続々と沖縄入りしている。
24日には五代目工藤會、住吉会など6団体が来県した。弔問は23日から26日まで続く。県警は不測の事態に備え、弔問先の北中城村の事務所周辺で検問するなど警戒態勢を敷いている。
那覇空港到着ロビーでは24日午後0時45分ごろ、県警捜査員約50人が警戒する中、旭琉會幹部が県外の暴力団関係者を出迎えていた。関係者によると、26日には内部抗争状態にある神戸山口組が来県するという。
死去した富永氏は、1990年に三代目旭琉会(当時)から独立し、沖縄旭琉会を組織。その後両団体間で抗争が勃発し、高校生や警察官が巻き添えになった。
富永氏は2011年に「旭琉會」の名称で組織を一本化し、自ら会長に就任。22団体約300人をまとめてきた。
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県警組織犯罪対策課は「過去には一般市民が抗争の犠牲になっている。繰り返されることがあってはならない」と警戒している。