FC2ブログ

暴力団ニュース~ヤクザ゙事件簿

全国の暴力団、任侠組織、極道関連のニュース速報

全国ヤクザ事情

生活保護不正受給許すな 暴力団排除へ行政と県警連携強化/宮城

 宮城県と県警暴力団対策課は2月、暴力団などが行政機関に対して生活保護費などを不正に受給申請するケースが増加していることを受け、「県行政対象暴力対策協議会」に「民生部会」を設置した。捜査のノウハウを生かし、不正受給を水際で防止するのが狙い。同課では「担当者に暴力団特有のしぐさなど“ヤクザの世界”を知ってもらうことで、未然に不正受給を防ぐ手助けになれば」と意気込む。果たしてその効果は-。(中村翔樹)

 今年1月中旬、県北のある市役所の生活福祉課窓口に、50代の男が生活保護申請に訪れた。黒っぽいトレーナー、作業ズボン、短髪に身長 180センチを超える大柄な体格。過去に会社経営の経験もあるという男はこれまで数回相談に訪れており、この日は受給認定のため、収入や資産、生活歴などの調査を受けることになっていた。

 担当した男性職員は、調査過程である違和感を覚えたという。「一定期間収入が全くない時期があった。会社経営をしていたというのであればそんなことはないはずだが…」。職員は県福祉課を通じ県警暴対課に照会を依頼した。

 平成18年の厚生労働省の通達により、暴力団の構成員には生活保護の受給資格がないことが定められている。反社会的行為によって財産を得る暴力団は、経済的に困窮する国民へ最低限度の生活を保障する生活保護の大前提に合致しないからだ。

 照会の結果、男は暴力団構成員で過去に逮捕歴もあることが判明。後日、市役所職員が男の自宅に警察官とともに出向いて受給資格がないことを説明、男は素直に応じた。職員は「“空白の期間”は逮捕されていた時期だったのだろう。気づけて本当によかった」と振り返る。

                  ◇

 民生部会の立ち上げには、昨年8月の暴力団対策法の改正以降、暴力団による(収入を得るための)“シノギ”の獲得が困難になってきた背景がある。暴対課幹部は「暴対法の改正で組長の使用者責任が拡大されるなど、取り締まりが強化された。結果、覚醒(かくせい)剤の密売や恐喝などいわゆる“伝統的資金源”だけでは組の運営が苦しくなっている」と暴力団の現状を説明する。

 県警によると、県内の暴力団による生活保護の申請が発覚したケースは一昨年が4件、昨年は7件と増加傾向にあり、今年もこれまでに2件あった(いずれも却下)。

 「シノギが厳しくなったにもかかわらず、上部組織への上納金は減らない。枝葉の構成員はなりふりかまわず取れるところから取ろうとする傾向にある」と暴対課。「加えて昨年末からの経済不況もあり、生活保護の申請など行政対象の要求行為がシノギの手段として考えられるようになった。今後もこうした行為は増えていくだろう」と警戒を強める。

                  ◇

 ただ、肝心の申請窓口での「未然認知」には課題も多い。大勢の受給申請者の中から、どうやって暴力団を見分けるのか。暴対課は今回の部会立ち上げを前に、昨年から事前に講習会を実施。県内各自治体の福祉事務所などに所轄の警察署員らを派遣して、制度の周知やトラブルの対処法、暴力団特有のしぐさなど“判別方法”を伝えてきた。だがそれでも限界はあり「審査の目をかいくぐって不正受給している暴力団は存在すると考えている」(同課)。

 自治体では厚労省からの通達に基づき、生活保護受給者に対して定期的に行う戸別訪問で、収入や資産状況に申告違反が認められたり、暴力団と疑われるような事情が見つかれば、個別に県警に照会を依頼するなどの対応をとっている。ところがこれも「現状の受給者全員を一括照会することは個人情報保護の観点から不可能に近い。仮に少数の暴力団が紛れ込んでいても、その発見のために正当な受給者を巻き込むのはリスクが大きい」(仙台市)という意見もあり、完璧(かんぺき)とはいえない。

 暴対課は「元組員と現役との判別基準などにも難しさがあり、課題は多いが、われわれも行政側も暴力団の排除を願う気持ちは同じ。今後も互いに協力し、最終的には不正受給ゼロを目指したい」としている。

 ■宮城県内の暴力団勢力 県警暴対課によると、暴力団構成員は昨年度が1730人、今年度は2月現在で1840人と増加している。資金源の確保が厳しいこの時期に勢力が拡大しているのはなぜか。同課は「取り締まりの強化で組事務所などへの家宅捜索の回数が増え、名簿などの押収量も増えた。結果、これまで組の関係者とされてきた人間が明確に構成員と認定され、数字上、増加した」と“カラクリ”を説明する。「把握している人数が増えれば、照会リストに引っかかる可能性もそれだけ上がる」と、今後も厳しく取り締まっていく方針だ。

 | HOME | 


一般女性を大量集客★
本当に「サクラ」がいない!
出会いSNS PCMAX(PCマックス)
これが究極の出会い系コミュ

最新記事

リンク

QRコード


QR