診療費免れ保険証詐取 山口組系「岸本組」組長を再逮捕
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兵庫県警暴力団対策課と生田署などは23日、居住実態がない自治体に健康保険証を発行させたとして、指定暴力団・六代目山口組直系「三代目岸本組」組長、野元信孝容疑者(46)=神戸市灘区篠原本町=を詐欺の疑いで再逮捕した。
再逮捕容疑は2017年6~10月、大阪府藤井寺市から転出していたことを届け出ず、藤井寺市から健康保険証の交付を受け、さらに17年10月~18年7月、この健康保険証を使って大阪府内や兵庫県内の医療機関10カ所で診療を受け、診療費約17万円の支払いを免れたとしている。同課によると「黙秘します」と話している。
野元容疑者は今月3日、他2人と共謀し、乗用車の名義を偽って登録したとする電磁的公正証書原本不実記録・同供用の疑いで、同課などに逮捕されていたが、神戸地検は23日付で3人を不起訴処分とした。
兵庫県警暴力団対策課と生田署などは23日、居住実態がない自治体に健康保険証を発行させたとして、指定暴力団・六代目山口組直系「三代目岸本組」組長、野元信孝容疑者(46)=神戸市灘区篠原本町=を詐欺の疑いで再逮捕した。
再逮捕容疑は2017年6~10月、大阪府藤井寺市から転出していたことを届け出ず、藤井寺市から健康保険証の交付を受け、さらに17年10月~18年7月、この健康保険証を使って大阪府内や兵庫県内の医療機関10カ所で診療を受け、診療費約17万円の支払いを免れたとしている。同課によると「黙秘します」と話している。
野元容疑者は今月3日、他2人と共謀し、乗用車の名義を偽って登録したとする電磁的公正証書原本不実記録・同供用の疑いで、同課などに逮捕されていたが、神戸地検は23日付で3人を不起訴処分とした。
違法ネットカジノからみかじめ料授受 住吉会系幹部を逮捕
埼玉県警大宮署は、さいたま市大宮区の繁華街で、カジノ店が客にバカラ賭博をさせて不正に得た収益の一部をみかじめ料として受け取ったとして、指定暴力団・住吉会系組幹部、高林千加男容疑者(67)を組織犯罪処罰法違反の疑いで逮捕、23日に身柄を検察庁に送った。調べに対し、「覚えていない」などと容疑を否認している。
住吉会系事務所を捜索
県警によると、高林容疑者は、さいたま市大宮区のカジノ店が、インターネットを使って客にバカラ賭博をさせ1日に100万円ほど売り上げ、不正に収益を得ていることを知りながら、10万円をみかじめ料として受け取ったとしている。22日には高林容疑者が所属する住吉会系「平塚一家七代目」の事務所などを家宅捜索した。
県警は今年5月、このカジノ店を捜索、経営者を逮捕・起訴して捜査を進め、収益の一部が高林容疑者に渡っていた疑いがあることが分かった。みかじめ料の授受は少なくとも3年前から続いていたとみられ、収益が暴力団の資金源になっていたとみて調べている。
住吉会系事務所を捜索
県警によると、高林容疑者は、さいたま市大宮区のカジノ店が、インターネットを使って客にバカラ賭博をさせ1日に100万円ほど売り上げ、不正に収益を得ていることを知りながら、10万円をみかじめ料として受け取ったとしている。22日には高林容疑者が所属する住吉会系「平塚一家七代目」の事務所などを家宅捜索した。
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