市民襲撃7事件関与の工藤会系「田中組」幹部 一審・無期懲役の判決指示し控訴棄却
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福岡高裁は5日、2011年の建設会社会長射殺事件など7つの事件に関与したとして、殺人罪や組織犯罪処罰法違反(組織的な殺人未遂)などに問われ、一審で無期懲役の判決を受けた特定危険指定暴力団・工藤會系「六代目田中組」幹部・中西正雄被告(57)の控訴審で、一審・福岡地裁の判決を支持して被告側の控訴を棄却した。
福岡高等裁判所
一審・福岡地裁の判決では、中西被告は2011年11月に北九州市小倉北区で建設会社会長・内納敏博さん(当時72)を拳銃で射殺。さらに工藤會総裁・野村悟被告(77)=一審で死刑判決・控訴中=の指揮命令に基づき、2012年に福岡県警元警部の男性銃撃事件、2013年の看護師襲撃事件、2014年の歯科医師刺傷事件など、あわせて7つの事件に関与し、被害者の行動確認や実行犯の指示役を担ったとして、無期懲役の判決を言い渡されていた。
中西被告は、この一審判決を不服として控訴していた。
福岡高裁は5日、2011年の建設会社会長射殺事件など7つの事件に関与したとして、殺人罪や組織犯罪処罰法違反(組織的な殺人未遂)などに問われ、一審で無期懲役の判決を受けた特定危険指定暴力団・工藤會系「六代目田中組」幹部・中西正雄被告(57)の控訴審で、一審・福岡地裁の判決を支持して被告側の控訴を棄却した。
福岡高等裁判所
一審・福岡地裁の判決では、中西被告は2011年11月に北九州市小倉北区で建設会社会長・内納敏博さん(当時72)を拳銃で射殺。さらに工藤會総裁・野村悟被告(77)=一審で死刑判決・控訴中=の指揮命令に基づき、2012年に福岡県警元警部の男性銃撃事件、2013年の看護師襲撃事件、2014年の歯科医師刺傷事件など、あわせて7つの事件に関与し、被害者の行動確認や実行犯の指示役を担ったとして、無期懲役の判決を言い渡されていた。
中西被告は、この一審判決を不服として控訴していた。