「神戸山口組」本部ビルが民間の不動産会社に売却
特定抗争指定暴力団・神戸山口組の本部事務所に認定されている兵庫県神戸市中央区二宮町のビルが、今年に入り神戸市内の不動産会社に売却されたことがわかった。2020年1月に暴力団対策法によって「特定抗争指定暴力団」に指定され、「警戒区域」にあるこのビルを含む組事務所への立ち入りは禁止されていた。

神戸山口組の本部ビル

このビルを巡っては2017年10月、淡路市にあった当時の本部事務所が神戸地裁の仮処分決定で使用禁止とされ、神戸市中央区にあるこのビルの権利者名義を、当時の神戸山口組最高幹部に変更して本部事務所を移転、2018年12月に兵庫県公安委員会が神戸山口組の新たな本部事務所と認定し、官報で公示した。その後、さらに名義変更されたが、本部事務所としての認定は継続されていた。
2020年1月、神戸山口組と六代目山口組の抗争激化を受け、暴力団対策法によって「特定抗争指定暴力団」に指定され、神戸市などの「警戒区域」では活動が厳しく規制され、このビルも立ち入りが禁じられていた。
兵庫県警などは、売却の背景などを分析するとともに、神戸山口組の動向を注視し、活動実態の確認や情報収集を進めている。

神戸山口組の本部ビル

このビルを巡っては2017年10月、淡路市にあった当時の本部事務所が神戸地裁の仮処分決定で使用禁止とされ、神戸市中央区にあるこのビルの権利者名義を、当時の神戸山口組最高幹部に変更して本部事務所を移転、2018年12月に兵庫県公安委員会が神戸山口組の新たな本部事務所と認定し、官報で公示した。その後、さらに名義変更されたが、本部事務所としての認定は継続されていた。
2020年1月、神戸山口組と六代目山口組の抗争激化を受け、暴力団対策法によって「特定抗争指定暴力団」に指定され、神戸市などの「警戒区域」では活動が厳しく規制され、このビルも立ち入りが禁じられていた。
兵庫県警などは、売却の背景などを分析するとともに、神戸山口組の動向を注視し、活動実態の確認や情報収集を進めている。