みかじめ料総額2500万円超 キャバクラ店経営者と稲川会系幹部に勧告
神奈川県警暴力団対策課は26日、暴力団に現金を提供したとして飲食店経営の男性(36)に利益供与をしないよう、また指定暴力団・稲川会系組幹部(44)に利益供与を受けないよう、県公安委員会が県暴力団排除条例に基づきそれぞれ勧告した。

神奈川県警察本部
男性経営者は稲川会系員に2019年から2021年までの間、毎年1月上旬頃に3回にわたり、神奈川県内で経営するキャバクラ店のみかじめ料名目で現金計504万円を提供。男性経営者は事情聴取に対して2007年に店を開業する際、稲川会系組員が訪ねてきたことをきっかけに、みかじめ料を支払ってきたと説明。「地元の暴力団にみかじめ料を払っておけば、ほかの暴力団組織が店に来ないだろうと思った」などとも話している。
これまで男性経営者から稲川会側に提供された金額は総額2500万円を超えるとみられている。

神奈川県警察本部
男性経営者は稲川会系員に2019年から2021年までの間、毎年1月上旬頃に3回にわたり、神奈川県内で経営するキャバクラ店のみかじめ料名目で現金計504万円を提供。男性経営者は事情聴取に対して2007年に店を開業する際、稲川会系組員が訪ねてきたことをきっかけに、みかじめ料を支払ってきたと説明。「地元の暴力団にみかじめ料を払っておけば、ほかの暴力団組織が店に来ないだろうと思った」などとも話している。
これまで男性経営者から稲川会側に提供された金額は総額2500万円を超えるとみられている。