神奈川県公安委:稲川会系幹部と不動産会社の取締役に勧告
神奈川県公安委員会は、指定暴力団・稲川会系幹部に土地を供与したとして、、不動産会社の取締役の男性(70)に利益供与をしないよう、また稲川会系幹部(70)に利益供与を受けないよう、神奈川県暴力団排除条例に基づきそれぞれ勧告した。
取締役の男性は5月上旬から同月28日までの間、稲川会系幹部が横浜市中区内の土地を組事務所の駐車場として購入するに当たり、不動産売買契約を知人の宅地建物取引業者に依頼したうえ、本来は稲川会系幹部が取締役の男性に支払うべき仲介手数料102万円を無料にしたという。
取締役の男性は「稲川会系幹部とは6、7年前に知人の紹介で知り合った」などと説明。2人はいずれも勧告を受け入れた。
取締役の男性は5月上旬から同月28日までの間、稲川会系幹部が横浜市中区内の土地を組事務所の駐車場として購入するに当たり、不動産売買契約を知人の宅地建物取引業者に依頼したうえ、本来は稲川会系幹部が取締役の男性に支払うべき仲介手数料102万円を無料にしたという。
取締役の男性は「稲川会系幹部とは6、7年前に知人の紹介で知り合った」などと説明。2人はいずれも勧告を受け入れた。