福岡県公安委員会は7日、指定暴力団・
太州会の
日高博会長(72)に対し、県暴力団排除条例に基づき今後1年間、「縄張り維持」などを目的とした組員の活動を禁じる再発防止命令を出した。
太州会会長への命令発出は初めて。
2020年12月と2021年4月に、
太州会系組員が飯塚市内の飲食店にみかじめ料を要求した恐喝事件があり、今後も
太州会傘下組員が同様の要求を繰り返す恐れがあると判断した。
日高会長は2022年9月6日まで、
太州会系組員が飯塚市内の飲食店と県内の建設業者に電話やメールの送信、面会要求などをしないよう指示、命令する必要がある。違反した場合、6月以下の懲役または50万円以下の罰金が科される。
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