息子のいない女性に息子装い詐欺未遂 住吉会系幸平一家傘下組長ら逮捕
警視庁は、息子を装い高齢女性から現金150万円をだまし取ろうとしたとして、指定暴力団・住吉会系十三代目幸平一家傘下「加藤連合会」幹部で、「井上興業」組長・井上敦容疑者(47)と、同組員・佐々木裕平容疑者(30)=東京都新宿区新小川町=の2人を詐欺未遂の疑いで逮捕した。調べに対し井上容疑者は「全く関係していません」と容疑を否認、佐々木容疑者は黙秘している。

左・井上敦容疑者
右・佐々木裕平容疑者
井上容疑者ら2人は仲間と共謀して2018年、東京都北区の女性(当時73歳)に息子を装って電話をかけ、「取引先との契約書を間違えて送ってしまった」などとウソを言い、現金150万円を騙し取ろうとした疑いがもたれている。
女性には息子がおらず、詐欺だと気付いて警視庁に通報し事件が発覚した。警視庁は井上容疑者らのグループが11件の特殊詐欺に関与し、およそ2000万円を騙し取っていたとみて調べを進めている。

左・井上敦容疑者
右・佐々木裕平容疑者
井上容疑者ら2人は仲間と共謀して2018年、東京都北区の女性(当時73歳)に息子を装って電話をかけ、「取引先との契約書を間違えて送ってしまった」などとウソを言い、現金150万円を騙し取ろうとした疑いがもたれている。
女性には息子がおらず、詐欺だと気付いて警視庁に通報し事件が発覚した。警視庁は井上容疑者らのグループが11件の特殊詐欺に関与し、およそ2000万円を騙し取っていたとみて調べを進めている。