神戸射殺 未登録の車に偽造ナンバー、車種を把握し周到に準備
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神戸市長田区の路上で指定暴力団・神戸山口組から離脱した「任侠山口組」の組員が射殺された事件は、襲撃グループが任侠山口組の織田絆誠代表(50)が乗る車の種類を把握するなど、計画的な犯行だった可能性が高いことがわかった。現場付近の防犯カメラに走り去る男の姿が映っており、兵庫県警は襲撃メンバーの可能性もあるとみて人物の特定を急いでいる。
県警によると、事件は12日午前10時ごろ、織田代表らを乗せたとみられる車3台が現場北側の織田代表の自宅を出発した直後に発生。車列が脇道から幹線道路に入る際、襲撃グループの車が道を塞ぐように先頭車両に衝突。2台目の車から外に出た織田代表のボディーガード、「三代目北村組」の楠本勇浩組員(44)が拳銃で頭を撃たれ死亡した。容疑者らはいずれも現場から逃走した。
捜査関係者によると、先頭車両は白いワゴンタイプの乗用車で、織田代表が普段から移動で使っていた。襲撃グループは事前に車種を把握し、車をぶつけた可能性がある。また、容疑者らが現場に乗り捨てた黒のセダンタイプの車は、県警がナンバーを照会したが該当する登録はなかったという。偽造ナンバーを使うなどし、身元の判明を避ける工作もしていたとみられる。
一方、現場の北西側の集合住宅には複数の防犯カメラが設置されており、事件発生直後に南西方向へ走って現場を離れる男の姿が映っていた。県警は映像の解析などを進めている。
神戸市長田区の路上で指定暴力団・神戸山口組から離脱した「任侠山口組」の組員が射殺された事件は、襲撃グループが任侠山口組の織田絆誠代表(50)が乗る車の種類を把握するなど、計画的な犯行だった可能性が高いことがわかった。現場付近の防犯カメラに走り去る男の姿が映っており、兵庫県警は襲撃メンバーの可能性もあるとみて人物の特定を急いでいる。
県警によると、事件は12日午前10時ごろ、織田代表らを乗せたとみられる車3台が現場北側の織田代表の自宅を出発した直後に発生。車列が脇道から幹線道路に入る際、襲撃グループの車が道を塞ぐように先頭車両に衝突。2台目の車から外に出た織田代表のボディーガード、「三代目北村組」の楠本勇浩組員(44)が拳銃で頭を撃たれ死亡した。容疑者らはいずれも現場から逃走した。
捜査関係者によると、先頭車両は白いワゴンタイプの乗用車で、織田代表が普段から移動で使っていた。襲撃グループは事前に車種を把握し、車をぶつけた可能性がある。また、容疑者らが現場に乗り捨てた黒のセダンタイプの車は、県警がナンバーを照会したが該当する登録はなかったという。偽造ナンバーを使うなどし、身元の判明を避ける工作もしていたとみられる。
一方、現場の北西側の集合住宅には複数の防犯カメラが設置されており、事件発生直後に南西方向へ走って現場を離れる男の姿が映っていた。県警は映像の解析などを進めている。