飲食店店長の20代男性を脅し謝罪させたとして、強要罪に問われた指定暴力団
山口組系
弘道会傘下「
湊興業」組長の
余嶋学被告(51)の判決で、神戸地裁は17日、無罪(求刑懲役1年6月)を言い渡した。
空閑直樹裁判官は「けんかを仲裁するため、謝らせて事態を収束させようとした」と指摘。男性が被告による脅迫の発言内容を具体的に証言していないことなどから、「脅迫と評価することはできない」と判断した。
余嶋被告は2015年12月23日未明、神戸市の飲食店や路上で、知人の男が叱られたことを店長に人前で言われ恥をかかせられたため、男らとともに脅して謝罪させたとして起訴された。
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