他人名義のETCカードを借りて高速道路を通行 山口組系「茶谷政一家」傘下幹部2人を逮捕
北海道警旭川中央署は26日、他人名義のETCカードを借りて不正に高速道路を通行したとして、特定抗争指定暴力団・六代目山口組系茶谷政一家傘下「岡本組」幹部・清野慶祐容疑者(44)=北海道札幌市東区北36東3=と、茶谷政一家傘下「藤本組」幹部・橘伸行容疑者(48)=北海道石狩市花川南2の2=の2人を電子計算機使用詐欺などの容疑で逮捕し、ETCカードと車両を貸した会社役員の男(51)=石狩市花川南=を電子計算機使用詐欺幇助の疑いで逮捕した。

旭川中央警察署
清野容疑者と橘容疑者の2人は2022年4月27日、会社役員の男からETCカードと車両を借り、道央自動車道の旭川鷹栖ICから札幌ICまで移動した疑いが持たれている。
クレジットカード各社は暴力団排除条項を設けており、組員はクレジットカードとひも付いたETCカードは利用できない。デポジット式のETCパーソナルカードについても、高速道路各社が規制を強化しており、高速道路からの暴力団排除が進んでいる。国土交通省は2030年度頃までに高速道路の全ての料金所をETC専用にする方針を示している。
同署は、3人の認否を明らかにしていないが、犯行に至った経緯や動機、組員と会社役員の関係性など、詳しく捜査している。

旭川中央警察署
清野容疑者と橘容疑者の2人は2022年4月27日、会社役員の男からETCカードと車両を借り、道央自動車道の旭川鷹栖ICから札幌ICまで移動した疑いが持たれている。
クレジットカード各社は暴力団排除条項を設けており、組員はクレジットカードとひも付いたETCカードは利用できない。デポジット式のETCパーソナルカードについても、高速道路各社が規制を強化しており、高速道路からの暴力団排除が進んでいる。国土交通省は2030年度頃までに高速道路の全ての料金所をETC専用にする方針を示している。
同署は、3人の認否を明らかにしていないが、犯行に至った経緯や動機、組員と会社役員の関係性など、詳しく捜査している。
東伊豆の別荘でも営利目的で大麻草を栽培 男2人を再逮捕
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静岡県警伊豆中央署と薬物銃器国際捜査課は22日までに、特定抗争指定暴力団・六代目山口組系幹部らが、静岡県伊豆市や沼津市の別荘で営利目的で大麻を栽培していた事件で、自称・飲食店従業員の男(40)=東京都小金井市貫井南町3丁目=、無職の男(27)=伊豆市土肥=の2人を大麻取締法違反(営利目的共同栽培)の疑いで再逮捕した。

静岡県警察本部
2人は仲間と共謀して今年3月30日ごろ、静岡県東伊豆町奈良本の別荘で営利目的で大麻草を水耕栽培した疑いが持たれていて、これまでに明らかになった伊豆市、沼津市に続く3か所目の栽培拠点とされる。
2人を含めたグループがそれぞれの別荘を拠点として、並行して大麻栽培を進めていたとみられ、沼津市の別荘で使われていた道具と似た水耕栽培用具などが東伊豆町の別荘でも発見された。
同署などは、これまでに2人をそれぞれ3度、大麻取締法違反(営利目的共同栽培)容疑で逮捕していて、栽培した大麻の密売ルートや資金の流れなど全容解明を進めている。
静岡県警伊豆中央署と薬物銃器国際捜査課は22日までに、特定抗争指定暴力団・六代目山口組系幹部らが、静岡県伊豆市や沼津市の別荘で営利目的で大麻を栽培していた事件で、自称・飲食店従業員の男(40)=東京都小金井市貫井南町3丁目=、無職の男(27)=伊豆市土肥=の2人を大麻取締法違反(営利目的共同栽培)の疑いで再逮捕した。

静岡県警察本部
2人は仲間と共謀して今年3月30日ごろ、静岡県東伊豆町奈良本の別荘で営利目的で大麻草を水耕栽培した疑いが持たれていて、これまでに明らかになった伊豆市、沼津市に続く3か所目の栽培拠点とされる。
2人を含めたグループがそれぞれの別荘を拠点として、並行して大麻栽培を進めていたとみられ、沼津市の別荘で使われていた道具と似た水耕栽培用具などが東伊豆町の別荘でも発見された。
同署などは、これまでに2人をそれぞれ3度、大麻取締法違反(営利目的共同栽培)容疑で逮捕していて、栽培した大麻の密売ルートや資金の流れなど全容解明を進めている。
無許可キャバクラ店を違法営業 「ベストグループ」の代表ら5人を逮捕
警視庁は22日までに、東京都公安委員会の許可を受けずにキャバクラ店を営業したとして、東京都大田区のJR蒲田駅東口付近で複数のキャバクラ店を経営する「ベストグループ」と呼ばれるグループの代表で、飲食店経営・許磊容疑者(38)=中国籍・東京都立川市曙町=ら4人を風俗営業法違反容疑(無許可営業など)で逮捕し、営業許可の名義を貸して4人に店を営業させたとして男1人を同容疑で逮捕した。

警視庁本部
ベストグループ代表の男ら4人は共謀して2021年8月~今年10月の間、大田区蒲田5丁目で都公安委員会の許可を受けずに、キャバクラ店「honey(ハニー)」を営業し、客に女性従業員の接客を提供した疑いがもたれている。別の男1人は、許可の名義貸しが違法であると知りながら4人に営業許可の名義を貸し、キャバクラ店を営業させた疑いが持たれている。調べに対し、5人はいずれも容疑を認めている。
強引な客引きやぼったくりなどの110番通報が相次いでいたベストグループは、2018年ごろに結成されたとみられ、メンバーは約30人ほどで、JR蒲田駅東口付近で複数のキャバクラ店などを経営し、約2年間で計約9000万円ほどの売り上げがあったとみられている。
警視庁は、ベストグループが「匿名・流動型犯罪グループ」として該当するとみて警戒するとともに、暴力団との関係など実態解明を進めている。

警視庁本部
ベストグループ代表の男ら4人は共謀して2021年8月~今年10月の間、大田区蒲田5丁目で都公安委員会の許可を受けずに、キャバクラ店「honey(ハニー)」を営業し、客に女性従業員の接客を提供した疑いがもたれている。別の男1人は、許可の名義貸しが違法であると知りながら4人に営業許可の名義を貸し、キャバクラ店を営業させた疑いが持たれている。調べに対し、5人はいずれも容疑を認めている。
強引な客引きやぼったくりなどの110番通報が相次いでいたベストグループは、2018年ごろに結成されたとみられ、メンバーは約30人ほどで、JR蒲田駅東口付近で複数のキャバクラ店などを経営し、約2年間で計約9000万円ほどの売り上げがあったとみられている。
警視庁は、ベストグループが「匿名・流動型犯罪グループ」として該当するとみて警戒するとともに、暴力団との関係など実態解明を進めている。
木更津市の乱闘事件 住吉会傘下幹部ら9人・稲川会系「三日月一家」幹部ら3人を逮捕
千葉県警捜査4課は21日、今年8月27日に千葉県木更津市の飲食店駐車場で発生した、指定暴力団・稲川会系幹部らと、指定暴力団・住吉会傘下幹部らによる乱闘事件で、住吉会傘下幹部・斎藤亮容疑者(41)=千葉県四街道市大日=ら男9人を傷害の疑いで逮捕し、稲川会系「四代目三日月一家」幹部・川端学容疑者(57)=富津市下飯野=ら男3人を暴力行為法違反の疑いで逮捕した。

千葉県警察本部
斎藤容疑ら男9人は共謀して8月27日、木更津市の飲食店駐車場で稲川会系幹部ら3人に殴る蹴るなどの暴行を加え、顔面骨折などの重傷を負わせた疑いが持たれている。
また同日、川端容疑者ら3人は住吉会傘下幹部(60)を取り囲み、引き倒すなどの暴行をした疑いが持たれている。
乱闘を目撃した人から110番通報があり、警察官が到着した際には全員が現場から逃走していて、県警は、その後の捜査や周辺の防犯カメラ映像などから12人を特定し逮捕した。
県警は、いずれの容疑者の認否も明らかにしていないが、乱闘に発展した経緯や他の共犯者の有無など詳しく調べている。

千葉県警察本部
斎藤容疑ら男9人は共謀して8月27日、木更津市の飲食店駐車場で稲川会系幹部ら3人に殴る蹴るなどの暴行を加え、顔面骨折などの重傷を負わせた疑いが持たれている。
また同日、川端容疑者ら3人は住吉会傘下幹部(60)を取り囲み、引き倒すなどの暴行をした疑いが持たれている。
乱闘を目撃した人から110番通報があり、警察官が到着した際には全員が現場から逃走していて、県警は、その後の捜査や周辺の防犯カメラ映像などから12人を特定し逮捕した。
県警は、いずれの容疑者の認否も明らかにしていないが、乱闘に発展した経緯や他の共犯者の有無など詳しく調べている。
タクシー運転手に「自分は旭導会組員」 3710円無賃乗車 山口組系旭導会傘下組員を逮捕
北海道警旭川東署は21日、今月9日に北海道旭川市でタクシーの無賃乗車したとして、特定抗争指定暴力団・六代目山口組系「二代目旭導会」傘下組員・荻原鳳希容疑者(21)=住所不定=を詐欺の疑いで逮捕した。同署は荻原容疑者の認否を明らかにしていない。

旭川東警察署
荻原容疑者は今月9日午前9時半ごろ、旭川市内でタクシーに乗車する際、運転手に自らの名前を名乗ったうえ、自分が旭導会の組員であることを伝えた上で、代金を支払う意思がないのにタクシーに乗車し、タクシー代金3710円を支払わなかった疑いが持たれている。荻原容疑者の会話はドライブレコーダーに記録が残されていた。
同署は、タクシー会社からの被害届を受け、ドライブレコーダーの分析などから荻原容疑者を特定し、21日午後1時半ごろ、旭導会本部にいた荻原容疑者を逮捕した。
同署は、当時の状況や経緯などを詳しく調べている。

旭川東警察署
荻原容疑者は今月9日午前9時半ごろ、旭川市内でタクシーに乗車する際、運転手に自らの名前を名乗ったうえ、自分が旭導会の組員であることを伝えた上で、代金を支払う意思がないのにタクシーに乗車し、タクシー代金3710円を支払わなかった疑いが持たれている。荻原容疑者の会話はドライブレコーダーに記録が残されていた。
同署は、タクシー会社からの被害届を受け、ドライブレコーダーの分析などから荻原容疑者を特定し、21日午後1時半ごろ、旭導会本部にいた荻原容疑者を逮捕した。
同署は、当時の状況や経緯などを詳しく調べている。
蕨郵便局人質立てこもり事件 男を殺人未遂や銃刀法違反などで再逮捕
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埼玉県警は21日、今年10月31日に埼玉県蕨市の蕨郵便局であった人質立てこもり事件で、人質強要処罰法違反容疑で逮捕された無職・鈴木常雄容疑者(87)=埼玉県戸田市=について、警察官に向けて拳銃を発砲したとする殺人未遂や、銃刀法違反(加重所持、発射)、器物損壊などの容疑で再逮捕した。調べに対し、鈴木容疑者は「殺そうと思って撃ったわけではない」などと供述している。

鈴木常雄容疑者(87)
鈴木容疑者は10月31日、蕨郵便局に女性局員2人を人質に約8時間立てこもり、現場にいた警察官に拳銃を突きつけたほか、拳銃を2回発砲し、殺害しようとした疑いが持たれている。うち銃弾1発がパトカーのタイヤを貫通してパンクさせた上、近くの住宅の壁を損壊させ、もう1発は郵便局内の壁を損壊するなどした疑いも持たれている。人質の女性局員2人のうち、1人は解放され、もう1人は自力で逃げ出して無事だった。
鈴木容疑者は拳銃の入手経路について「ずっと昔、暴力団関係者から受け取った」などと説明していて、県警は関係者から事情を聴くなどして、拳銃の入手経路の特定を進めている。
鈴木容疑者は、蕨郵便局立てこもり直前に発生した、戸田中央総合病院に向けて拳銃が発砲され、1階の診察室にいた医師と患者が割れたガラスでケガを負った事件や、鈴木容疑者の自宅アパートが全焼する火災にも関与も認めていて、県警は殺人未遂や現住建造物等放火容疑などでも捜査している。
埼玉県警は21日、今年10月31日に埼玉県蕨市の蕨郵便局であった人質立てこもり事件で、人質強要処罰法違反容疑で逮捕された無職・鈴木常雄容疑者(87)=埼玉県戸田市=について、警察官に向けて拳銃を発砲したとする殺人未遂や、銃刀法違反(加重所持、発射)、器物損壊などの容疑で再逮捕した。調べに対し、鈴木容疑者は「殺そうと思って撃ったわけではない」などと供述している。

鈴木常雄容疑者(87)
鈴木容疑者は10月31日、蕨郵便局に女性局員2人を人質に約8時間立てこもり、現場にいた警察官に拳銃を突きつけたほか、拳銃を2回発砲し、殺害しようとした疑いが持たれている。うち銃弾1発がパトカーのタイヤを貫通してパンクさせた上、近くの住宅の壁を損壊させ、もう1発は郵便局内の壁を損壊するなどした疑いも持たれている。人質の女性局員2人のうち、1人は解放され、もう1人は自力で逃げ出して無事だった。
鈴木容疑者は拳銃の入手経路について「ずっと昔、暴力団関係者から受け取った」などと説明していて、県警は関係者から事情を聴くなどして、拳銃の入手経路の特定を進めている。
鈴木容疑者は、蕨郵便局立てこもり直前に発生した、戸田中央総合病院に向けて拳銃が発砲され、1階の診察室にいた医師と患者が割れたガラスでケガを負った事件や、鈴木容疑者の自宅アパートが全焼する火災にも関与も認めていて、県警は殺人未遂や現住建造物等放火容疑などでも捜査している。
松山市郊外の覚醒剤密造工場摘発事件 新たに住吉会傘下組員を逮捕
愛媛県警は21日、愛媛県松山市郊外の覚醒剤の製造工場が摘発され、男女10人が検挙された事件で、新たに指定暴力団・住吉会傘下組員・森貴裕容疑者(51)=東京都渋谷区=を覚醒剤取締法違反(覚醒剤営利目的製造)の疑いで逮捕した。県警は「捜査に支障がある」として森容疑者の認否を明らかにしていない。

押収品

森容疑者は仲間と共謀して今年5月24日から30日の間に、松山市郊外の民家で覚醒剤103グラム(末端価格およそ640万円相当)を製造した疑いが持たれていて、この事件での逮捕者は森容疑者を含め、台湾人の男や日本人の男女など11人となった。森容疑者は覚醒剤の製造計画に関わっていたとみられている。

押収品

県警が覚醒剤密造の情報を得て今年5月、松山市内の現場に踏み込むと台湾在住の男だけがいて、覚醒剤を所持していたため覚醒剤取締法違反(所持)容疑で現行犯逮捕した。
その後の捜査から日本人の男女ら数人を逮捕し、暴力団関係者ら数人の関与も判明。暴力団関係者らは、来日した台湾在住の男ら数人を空港から製造現場まで送迎したり、密造場所を提供したりするなど、役割を分担していたとみられている。
逮捕された台湾在住の男は、過去にも数回、覚醒剤を製造する目的で来日したことがあるといい、「作り方は来日前に教わった。お金がもらえると聞いてやった」と供述。地検は7月に男らを同法違反(所持)で起訴し、8月下旬に同法違反(営利目的製造)に訴因変更していた。
県警は、背後に国際的密造グループの存在の有無や、暴力団による組織的関与、流通ルートや資金の流れなど全容解明を進めている。

押収品

森容疑者は仲間と共謀して今年5月24日から30日の間に、松山市郊外の民家で覚醒剤103グラム(末端価格およそ640万円相当)を製造した疑いが持たれていて、この事件での逮捕者は森容疑者を含め、台湾人の男や日本人の男女など11人となった。森容疑者は覚醒剤の製造計画に関わっていたとみられている。

押収品

県警が覚醒剤密造の情報を得て今年5月、松山市内の現場に踏み込むと台湾在住の男だけがいて、覚醒剤を所持していたため覚醒剤取締法違反(所持)容疑で現行犯逮捕した。
その後の捜査から日本人の男女ら数人を逮捕し、暴力団関係者ら数人の関与も判明。暴力団関係者らは、来日した台湾在住の男ら数人を空港から製造現場まで送迎したり、密造場所を提供したりするなど、役割を分担していたとみられている。
逮捕された台湾在住の男は、過去にも数回、覚醒剤を製造する目的で来日したことがあるといい、「作り方は来日前に教わった。お金がもらえると聞いてやった」と供述。地検は7月に男らを同法違反(所持)で起訴し、8月下旬に同法違反(営利目的製造)に訴因変更していた。
県警は、背後に国際的密造グループの存在の有無や、暴力団による組織的関与、流通ルートや資金の流れなど全容解明を進めている。
暴排規約ある自動車販売会社で知人名義で新車購入 松葉会傘下幹部を逮捕
群馬県警組織犯罪対策課と藤岡署は20日、指定暴力団・松葉会傘下幹部(50)=群馬県高崎市=と、会社員の男(30)=群馬県前橋市=を詐欺の疑いで逮捕した。県警は「捜査に支障がある」として2人の認否を明らかにしていない。

群馬県警察本部
2人は共謀して2017年7月28日、暴力団員などとの取引拒絶をしている群馬県内の自動車販売会社でし、暴力団関係者が使用する目的を隠して会社員の男を登録人名義として新車購入を申し込み、同年9月1日に乗用車1台(販売価格約369万円)を納車させてだまし取った疑いが持たれている。
2021年6月に別の事件で現場に駆け付けた警察官が、この車を運転している松葉会傘下幹部を発見して犯行が発覚した。
県警は、2人の関係性や犯行の動機など、詳しい経緯を調べている。

群馬県警察本部
2人は共謀して2017年7月28日、暴力団員などとの取引拒絶をしている群馬県内の自動車販売会社でし、暴力団関係者が使用する目的を隠して会社員の男を登録人名義として新車購入を申し込み、同年9月1日に乗用車1台(販売価格約369万円)を納車させてだまし取った疑いが持たれている。
2021年6月に別の事件で現場に駆け付けた警察官が、この車を運転している松葉会傘下幹部を発見して犯行が発覚した。
県警は、2人の関係性や犯行の動機など、詳しい経緯を調べている。
無許可で労働者を工事現場に派遣 稲川会傘下幹部を再逮捕
群馬県警組織犯罪対策課と高崎署などは20日、無許可で労働者を建設会社の工事現場に派遣して土木業務に従事させたとして、建築会社の実質的経営者の指定暴力団・稲川会傘下幹部(48)=群馬県前橋市=を労働者派遣法違反の疑いで再逮捕した。県警は「捜査に支障があ」るとして認否を明かしていない。

高崎警察署
再逮捕された幹部は、既に逮捕された建築会社社長の内縁の妻と、派遣先の会社役員の男ら2人と共謀し、今年4月6日~14日の間、許可を受けずに群馬県高崎市にある建築会社の労働者4人を、18回にわたって別の建設会社の工事現場に派遣して土木業務に従事させた疑いが持たれている。
県警は今月7日、虚偽の住所で自動車運転免許証を申請したとして、幹部の男を逮捕していた。

高崎警察署
再逮捕された幹部は、既に逮捕された建築会社社長の内縁の妻と、派遣先の会社役員の男ら2人と共謀し、今年4月6日~14日の間、許可を受けずに群馬県高崎市にある建築会社の労働者4人を、18回にわたって別の建設会社の工事現場に派遣して土木業務に従事させた疑いが持たれている。
県警は今月7日、虚偽の住所で自動車運転免許証を申請したとして、幹部の男を逮捕していた。
知人の銀行キャッシュカードを不正借用 山口組系「淡海一家」若頭を逮捕
滋賀県警組織犯罪対策課と草津署は21日、知人のキャッシュカードを不正に借りたとして、特定抗争指定暴力団・六代目山口組系「淡海一家」のナンバー2の若頭・上野隆容疑者(62)=滋賀県守山市古高町=を犯罪収益移転防止法違反の疑いで逮捕した。県警は「捜査に支障がある」として上野容疑者の認否を明らかにしていない。

淡海一家本部
上野容疑者は2021年8月24日~31日と2022年4月27日~5月9日からにかけて、知人の自営業男性(55)に借りた銀行口座のキャッシュカード1枚を2度にわたって使い、現金80万9千円を引き出していた疑いが持たれている。
県警が、暴力団員と関わりのある人物の銀行口座を調べていたところ、この口座に不審な金の出入りがあり、捜査を進めた結果、上野容疑者の関与した疑いが強まったとして逮捕した。
県警は、山口組への上納金だった可能性もあるとみて、金の流れや詳しい経緯などを調べている。

淡海一家本部
上野容疑者は2021年8月24日~31日と2022年4月27日~5月9日からにかけて、知人の自営業男性(55)に借りた銀行口座のキャッシュカード1枚を2度にわたって使い、現金80万9千円を引き出していた疑いが持たれている。
県警が、暴力団員と関わりのある人物の銀行口座を調べていたところ、この口座に不審な金の出入りがあり、捜査を進めた結果、上野容疑者の関与した疑いが強まったとして逮捕した。
県警は、山口組への上納金だった可能性もあるとみて、金の流れや詳しい経緯などを調べている。
露天商組合が山口組系「平井一家」総裁に「みかじめ料」約2000万円の返還求め提訴
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愛知県豊橋市などを拠点とする約30人の露天商で構成される「愛知県東部街商協同組合」は21日、特定抗争指定暴力団・六代目山口組系「十一代目平井一家」の薄葉暢洋総裁に対し、2019年以降に支払った「みかじめ料」の2020万6000円の返還を求める損害賠償請求訴訟を起こした。

十一代目平井一家
同組合は、平井一家に繰り返し利益を供与したとして、今年2月に愛知県公安委員会から組合名公表の行政処分を受け、7月には、暴力団との「決別」を宣言して2022年までの過去3年間で支払ったみかじめ料のうち、1000万円の返還を求めて平井一家に内容証明を送っていた。
露天商組合が暴力団に対してみかじめ料の返還を求め、損害賠償請求訴訟を起こすのは全国初となる。
愛知県豊橋市などを拠点とする約30人の露天商で構成される「愛知県東部街商協同組合」は21日、特定抗争指定暴力団・六代目山口組系「十一代目平井一家」の薄葉暢洋総裁に対し、2019年以降に支払った「みかじめ料」の2020万6000円の返還を求める損害賠償請求訴訟を起こした。

十一代目平井一家
同組合は、平井一家に繰り返し利益を供与したとして、今年2月に愛知県公安委員会から組合名公表の行政処分を受け、7月には、暴力団との「決別」を宣言して2022年までの過去3年間で支払ったみかじめ料のうち、1000万円の返還を求めて平井一家に内容証明を送っていた。
露天商組合が暴力団に対してみかじめ料の返還を求め、損害賠償請求訴訟を起こすのは全国初となる。