レンタルスペースに拳銃と実弾を保管 住吉会系「沼澤会」」会長ら2人を逮捕
警視庁は28日、拳銃1丁と実弾19発を埼玉県のレンタルスペースに組織的に保管していたとして、指定暴力団・住吉会系「三代目沼澤会」会長・柴田智生容疑者(55)=東京都墨田区=と、沼澤会幹部・山中和幸容疑者(54)=埼玉県八潮市=の2人を銃刀法違反の容疑で逮捕した。警視庁は2人の認否を明らかにしていない。
押収された拳銃と実弾など
柴田容疑者と山中容疑者は今年5月、埼玉県のレンタルスペースに自動式拳銃のマカロフ1丁と38口径の実弾19発や、ナイフなどを組織的に保管、所持した疑いがもたれている。いずれも使用された形跡のない状態だった。
柴田智生容疑者(55)
山中和幸容疑者(54)
警視庁は、柴田容疑者らが拳銃を所持しているという情報を関係者から入手し、情報をもとに埼玉県のレンタルスペースを捜索したところ、「油紙」に包まれた拳銃と実弾が手提げの紙袋から見つかり、その後の捜査で、柴田容疑者の指示により組織的に拳銃を保管していた疑いが浮上し逮捕した。
警視庁は墨田区にある沼澤会の事務所など関係先を家宅捜索し、拳銃の入手ルートなどを調べている。
押収された拳銃と実弾など
柴田容疑者と山中容疑者は今年5月、埼玉県のレンタルスペースに自動式拳銃のマカロフ1丁と38口径の実弾19発や、ナイフなどを組織的に保管、所持した疑いがもたれている。いずれも使用された形跡のない状態だった。
柴田智生容疑者(55)
山中和幸容疑者(54)
警視庁は、柴田容疑者らが拳銃を所持しているという情報を関係者から入手し、情報をもとに埼玉県のレンタルスペースを捜索したところ、「油紙」に包まれた拳銃と実弾が手提げの紙袋から見つかり、その後の捜査で、柴田容疑者の指示により組織的に拳銃を保管していた疑いが浮上し逮捕した。
警視庁は墨田区にある沼澤会の事務所など関係先を家宅捜索し、拳銃の入手ルートなどを調べている。
物置に拳銃と実弾所持 絆会関係者の逮捕で事務所を家宅捜索
警視庁薬物銃器対策課は、高知市の物置に回転式拳銃1丁と実弾13発を違法に所持したとして指定暴力団・絆會元幹部で二代目古川組の元組長・樋口博司容疑者(66)=兵庫県尼崎市南武庫之荘=と、古川組元幹部で会社員・武森健生容疑者(56)=高知県土佐市高岡町乙=の2人を今月22日に銃刀法違反などの疑いで逮捕し、28日に兵庫県神戸市にある絆會の事務所を家宅捜索した。
左・樋口博司容疑者(66)
右・武森健生容疑者(56)
絆會事務所を家宅捜索
樋口容疑者と武森容疑者は今年2月8日、仲間と共謀し、アタッシェケースに入れた回転式拳銃1丁と実弾13発を高知市の物置に隠し持っていた疑いがもたれている。調べに対し2人は容疑を否認している。物置は銃刀法違反罪で今年3月に起訴された無職男(47)の自宅敷地内にあり、警視庁が2月に家宅捜索。1月に男が銃を所持しているとの情報が寄せられていた。
捜査の過程で、男に銃を預けたとされる知人の男性会社役員(73)=高知市=ら3人が既に逮捕されていて、このうちの男性会社役員が「2011年ごろ、樋口容疑者に数千万円を貸した担保として、武森容疑者を介して銃を受け取った」などと供述。会社役員は銃刀法違反などの容疑で逮捕後に釈放され、警視庁が任意で捜査を続けている。
左・樋口博司容疑者(66)
右・武森健生容疑者(56)
絆會事務所を家宅捜索
樋口容疑者と武森容疑者は今年2月8日、仲間と共謀し、アタッシェケースに入れた回転式拳銃1丁と実弾13発を高知市の物置に隠し持っていた疑いがもたれている。調べに対し2人は容疑を否認している。物置は銃刀法違反罪で今年3月に起訴された無職男(47)の自宅敷地内にあり、警視庁が2月に家宅捜索。1月に男が銃を所持しているとの情報が寄せられていた。
捜査の過程で、男に銃を預けたとされる知人の男性会社役員(73)=高知市=ら3人が既に逮捕されていて、このうちの男性会社役員が「2011年ごろ、樋口容疑者に数千万円を貸した担保として、武森容疑者を介して銃を受け取った」などと供述。会社役員は銃刀法違反などの容疑で逮捕後に釈放され、警視庁が任意で捜査を続けている。
2011年の男性会社員宅発砲事件 工藤会傘下幹部ら2人を逮捕
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福岡県警は、福岡県福津市にある男性会社員の自宅に向けて拳銃を数発発砲して玄関ドアを壊したとして、特定危険指定暴力団・工藤會傘下幹部・竹内信二容疑者(58)=鹿児島県湧水町=と、自称会社員・金森法文容疑者(57)=福岡県福津市久末=の2人を銃刀法違反と建造物損壊、器物損壊の疑いで逮捕した。この発砲事件で逮捕者が出るのは初めて。
福岡県警察本部
2人は2011年5月6日午前1時35分頃、福津市の男性会社員(当時59)宅前の路上から、拳銃を数発発砲して玄関ドアなどを壊した疑いがもたれている。当時、家の中には家族4人が就寝中だったがケガ人はいなかった。被害にあった男性は、当時、東京に本社を置く準大手ゼネコン九州支店に勤務し、北九州地区や筑豊地区などで建設工事の現場監督をしていた。
竹内容疑者は、北九州市八幡西区で2012年9月に不動産会社の男性経営者(当時72)が刺されて重傷を負った事件で、今年7月に逮捕され、8月に傷害罪で起訴されている。県警は、金森容疑者は事件当時、工藤會系幹部で、当時、会長だった野村悟被告と近い立場だったとみられている。
県警は、事件発生から11年以上が経過する中で捜査を進め、新たな証言と証拠が得られたたとして2人の逮捕に踏み切った。
福岡県警は、福岡県福津市にある男性会社員の自宅に向けて拳銃を数発発砲して玄関ドアを壊したとして、特定危険指定暴力団・工藤會傘下幹部・竹内信二容疑者(58)=鹿児島県湧水町=と、自称会社員・金森法文容疑者(57)=福岡県福津市久末=の2人を銃刀法違反と建造物損壊、器物損壊の疑いで逮捕した。この発砲事件で逮捕者が出るのは初めて。
福岡県警察本部
2人は2011年5月6日午前1時35分頃、福津市の男性会社員(当時59)宅前の路上から、拳銃を数発発砲して玄関ドアなどを壊した疑いがもたれている。当時、家の中には家族4人が就寝中だったがケガ人はいなかった。被害にあった男性は、当時、東京に本社を置く準大手ゼネコン九州支店に勤務し、北九州地区や筑豊地区などで建設工事の現場監督をしていた。
竹内容疑者は、北九州市八幡西区で2012年9月に不動産会社の男性経営者(当時72)が刺されて重傷を負った事件で、今年7月に逮捕され、8月に傷害罪で起訴されている。県警は、金森容疑者は事件当時、工藤會系幹部で、当時、会長だった野村悟被告と近い立場だったとみられている。
県警は、事件発生から11年以上が経過する中で捜査を進め、新たな証言と証拠が得られたたとして2人の逮捕に踏み切った。
元・神戸山口組傘下事務所発砲 弘道会傘下野内組組員に懲役10年を求刑
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岡山地裁で26日、2020年12月、岡山県倉敷市の当時・特定抗争指定暴力団・神戸山口組系組事務所で起きた発砲事件の裁判で、銃刀法違反や建造物損壊などの罪に問われている特定抗争指定暴力団・六代目山口組系三代目弘道会傘下「野内組」組員・近藤輝雄被告(52)の裁判が開かれ、岡山地検は近藤被告に懲役10年を求刑した。
事件当時の現場周辺
近藤被告は2020年12月3日、当時・神戸山口組系三代目熊本組(解散)傘下だった「三代目藤健興業」の事務所に銃弾5発を発砲し、事務所の天井などを壊した罪などに問われている。
検察側は、「一般市民を巻き込む可能性や付近の住民に与える恐怖心などを顧みない危険で身勝手な犯行」などとし、懲役10年を求刑。一方、弁護側は「事務所の中は公共の場所とは言えず、銃刀法のうち拳銃発射罪については成立しない」などと懲役5年程度が相当だと主張した。判決は12月8日に言い渡される。
岡山地裁で26日、2020年12月、岡山県倉敷市の当時・特定抗争指定暴力団・神戸山口組系組事務所で起きた発砲事件の裁判で、銃刀法違反や建造物損壊などの罪に問われている特定抗争指定暴力団・六代目山口組系三代目弘道会傘下「野内組」組員・近藤輝雄被告(52)の裁判が開かれ、岡山地検は近藤被告に懲役10年を求刑した。
事件当時の現場周辺
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「疑わしきは被告人の利益に」 稲川会系「堀井一家」総長ら5人に無罪判決
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東京地裁(香川徹也裁判長)で14日、対立抗争で指定暴力団・住吉会系「十三代目幸平一家」傘下事務所のビルに拳銃の発砲を指示したとして、銃刀法違反罪などに問われた指定暴力団・稲川会系「十一代目堀井一家」総長・中村等こと菅谷等被告(59)ら、幹部5人の裁判員裁判での判決公判が開かれ、香川裁判長は「実行犯が幹部の指示に基づかず発砲した疑いが残る」として、いずれも無罪判決を言い渡した。
東京地方裁判所
菅谷被告らは2016年12月、実行役の組員に指示して、新宿区大久保の幸平一家傘下の組事務所のビルに拳銃3発を発射しシャッターなどを壊したとして起訴された。
裁判の争点は、組員3人が総長・菅谷被告や幹部と意思を通じて犯行に至ったかで、香川裁判長は、「総長らの意思とは関係なく発砲に至った可能性が否定しきれず、解明されていない点も多い」と述べたうえで、「立証責任は検察官にあり、【疑わしきは被告人の利益に】との刑事裁判の原則を踏まえると、被告人らが犯行について意思を通じ合って実行したとまではいえない」として、検察側主張を退けた。
検察側は幸平一家傘下組織による薬物密売が抗争の発端となり、菅谷被告や幹部らが拳銃を準備し、実行役3人に報酬を渡したと指摘、5人に懲役15~12年を求刑し、一方、弁護側は「突発的に単独で犯行に及んだ」と無罪を主張していた。
東京地裁(香川徹也裁判長)で14日、対立抗争で指定暴力団・住吉会系「十三代目幸平一家」傘下事務所のビルに拳銃の発砲を指示したとして、銃刀法違反罪などに問われた指定暴力団・稲川会系「十一代目堀井一家」総長・中村等こと菅谷等被告(59)ら、幹部5人の裁判員裁判での判決公判が開かれ、香川裁判長は「実行犯が幹部の指示に基づかず発砲した疑いが残る」として、いずれも無罪判決を言い渡した。
東京地方裁判所
菅谷被告らは2016年12月、実行役の組員に指示して、新宿区大久保の幸平一家傘下の組事務所のビルに拳銃3発を発射しシャッターなどを壊したとして起訴された。
裁判の争点は、組員3人が総長・菅谷被告や幹部と意思を通じて犯行に至ったかで、香川裁判長は、「総長らの意思とは関係なく発砲に至った可能性が否定しきれず、解明されていない点も多い」と述べたうえで、「立証責任は検察官にあり、【疑わしきは被告人の利益に】との刑事裁判の原則を踏まえると、被告人らが犯行について意思を通じ合って実行したとまではいえない」として、検察側主張を退けた。
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元・神戸山口組傘下「藤健興業」銃撃 弘道会系野内組組員が起訴内容認める
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岡山地裁で19日、2020年12月3日に岡山県倉敷市児島味野にあった、当時・特定抗争指定暴力団・神戸山口組系三代目熊本組傘下だった「三代目藤健興業」の事務所に銃弾5発が撃ち込まれた事件で、銃刀法違反などの罪に問われている特定抗争指定暴力団・六代目山口組系三代目弘道会傘下「野内組」組員・近藤輝雄被告の初公判があり、近藤被告は起訴内容を大筋で認めた。
藤健興業(事件当時)
起訴状では、近藤被告は2020年12月3日に藤健興業事務所の玄関前から事務所内の天井や壁に銃弾5発を撃ち込んだとしているが、19日の初公判で近藤被告は、「玄関前ではなく事務所内で発砲した」と一部を否認したものの、起訴内容を大筋で認めた。検察側は冒頭陳述で近藤被告が同年11月中旬から藤健興業事務所付近の下見を繰り返していたと述べた。
三代目藤健興業を巡っては、2021年2月に神戸山口組系三代目熊本組を離脱し、山口組系二代目若林組傘下として移籍、後に名称を「熊本組」と改称している。上部組織であった神戸山口組系三代目熊本組は、2021年5月に山口組系「三代目杉本組」組員による熊本組組長宅への発砲事件もあり、、同年6月に熊本組は解散、本部事務所は解体された。
岡山地裁で19日、2020年12月3日に岡山県倉敷市児島味野にあった、当時・特定抗争指定暴力団・神戸山口組系三代目熊本組傘下だった「三代目藤健興業」の事務所に銃弾5発が撃ち込まれた事件で、銃刀法違反などの罪に問われている特定抗争指定暴力団・六代目山口組系三代目弘道会傘下「野内組」組員・近藤輝雄被告の初公判があり、近藤被告は起訴内容を大筋で認めた。
藤健興業(事件当時)
起訴状では、近藤被告は2020年12月3日に藤健興業事務所の玄関前から事務所内の天井や壁に銃弾5発を撃ち込んだとしているが、19日の初公判で近藤被告は、「玄関前ではなく事務所内で発砲した」と一部を否認したものの、起訴内容を大筋で認めた。検察側は冒頭陳述で近藤被告が同年11月中旬から藤健興業事務所付近の下見を繰り返していたと述べた。
三代目藤健興業を巡っては、2021年2月に神戸山口組系三代目熊本組を離脱し、山口組系二代目若林組傘下として移籍、後に名称を「熊本組」と改称している。上部組織であった神戸山口組系三代目熊本組は、2021年5月に山口組系「三代目杉本組」組員による熊本組組長宅への発砲事件もあり、、同年6月に熊本組は解散、本部事務所は解体された。
拳銃1丁と実弾50発、覚醒剤62グラムを所持 暴力団関係者を逮捕
新潟県警は12日までに、覚醒剤およそ62グラム(末端価格約364万円)と、拳銃1丁、実弾50発を所持していたとして、暴力団関係者とみられる無職・荒川慶一容疑者(60)=新潟市東区=と、無職の82歳の女性=新潟市東区=を覚醒剤取締法違反(営利目的所持)と銃砲刀剣類所持等取締法違反(拳銃所持)で検挙した。
押収された拳銃
2人は5月24日、荒川容疑者の自宅で覚醒剤約62グラムを所持していたとして覚醒剤取締法違反(営利目的所持)の容疑で現行犯逮捕され、県警のその後の調べで、新潟市中央区の別の建物内で回転式拳銃1丁と実弾50発を発見、6月20日に荒川容疑者を銃砲刀剣類所持等取締法違反の疑いで逮捕した。
荒川容疑者は覚醒剤所持について「販売目的で所持していた」と容疑を認めていて、女性も「逮捕された時に持っていたことは間違いない」と容疑を認めている。荒川容疑者は拳銃と実弾の所持についても「銃は自分のもので間違いない」と容疑を認めている。拳銃は5発装填の回転式で発射もできる状態で、殺傷能力もあることから、過去に事件に使用された痕跡がないかなども詳しく調べている。
新潟地検は、荒川容疑者は6月13日に覚醒剤取締法違反罪で、7月11日に銃砲刀剣類所持等取締法違反罪で新潟地裁に公判請求し、82歳の女性については新潟地検長岡支部が不起訴処分としている。
押収された拳銃
2人は5月24日、荒川容疑者の自宅で覚醒剤約62グラムを所持していたとして覚醒剤取締法違反(営利目的所持)の容疑で現行犯逮捕され、県警のその後の調べで、新潟市中央区の別の建物内で回転式拳銃1丁と実弾50発を発見、6月20日に荒川容疑者を銃砲刀剣類所持等取締法違反の疑いで逮捕した。
荒川容疑者は覚醒剤所持について「販売目的で所持していた」と容疑を認めていて、女性も「逮捕された時に持っていたことは間違いない」と容疑を認めている。荒川容疑者は拳銃と実弾の所持についても「銃は自分のもので間違いない」と容疑を認めている。拳銃は5発装填の回転式で発射もできる状態で、殺傷能力もあることから、過去に事件に使用された痕跡がないかなども詳しく調べている。
新潟地検は、荒川容疑者は6月13日に覚醒剤取締法違反罪で、7月11日に銃砲刀剣類所持等取締法違反罪で新潟地裁に公判請求し、82歳の女性については新潟地検長岡支部が不起訴処分としている。
絆会系由仁総業組長銃撃 山口組系一心会傘下組員を銃刀法違反で起訴
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津地方検察庁は3日、三重県伊賀市内の病院の駐車場で指定暴力団・絆會系「由仁総業」の谷奥由浩組長(54)が銃撃された事件に絡み、別の駐車場で拳銃などを所持していたとして逮捕された特定抗争指定暴力団・六代目山口組系三代目一心会傘下「芦川会」組員・清水勇介容疑者(26)=茨城県水戸市=を銃刀法違反の罪で起訴した。津地方検察庁は、清水被告の認否を明らかにしていない。
清水勇介容疑者(26)
清水被告は今年5月10日、伊賀市四十九町内で拳銃1丁と実弾1発を所持していたとされている。清水被告はこれまでの調べに対し、5月10日に伊賀市内の病院の駐車場で谷奥組長が拳銃で撃たれた殺人未遂事件への関与をほのめかす供述をしていて、県警は清水被告の関与を引き続き調べている。
津地方検察庁は3日、三重県伊賀市内の病院の駐車場で指定暴力団・絆會系「由仁総業」の谷奥由浩組長(54)が銃撃された事件に絡み、別の駐車場で拳銃などを所持していたとして逮捕された特定抗争指定暴力団・六代目山口組系三代目一心会傘下「芦川会」組員・清水勇介容疑者(26)=茨城県水戸市=を銃刀法違反の罪で起訴した。津地方検察庁は、清水被告の認否を明らかにしていない。
清水勇介容疑者(26)
清水被告は今年5月10日、伊賀市四十九町内で拳銃1丁と実弾1発を所持していたとされている。清水被告はこれまでの調べに対し、5月10日に伊賀市内の病院の駐車場で谷奥組長が拳銃で撃たれた殺人未遂事件への関与をほのめかす供述をしていて、県警は清水被告の関与を引き続き調べている。
伊勢崎市の路上で乱闘銃撃事件 稲川会系幹部を逮捕
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群馬県警は、2021年3月に群馬県伊勢崎市内の路上で、特定抗争指定暴力団・六代目山口組系組長らが拳銃で撃たれるなどして重傷を負った事件で、事件現場で拳銃1丁を所持していたとして銃刀法違反の疑いで行方を追っていた、指定暴力団・稲川会系組幹部・上原淳容疑者(54)=住居不定=を21日夜に埼玉県川口市内で逮捕した。県警は認否を明らかにしていないが、事件時に発砲したかについては捜査中としている。
事件のあった現場周辺
現場にはバットや靴も
この事件は、2021年3月4日未明に伊勢崎市本町の県道前橋館林線で多数の男らが乱闘状態となり、山口組系三代目弘道会傘下「野内組」幹部で「二代目栗山組」の組長と、同組関係者ら2人が拳銃で撃たれ重傷を負ったほか、同組関係者も車にひかれ全身打撲の大ケガをした。
群馬県警は、2021年3月に群馬県伊勢崎市内の路上で、特定抗争指定暴力団・六代目山口組系組長らが拳銃で撃たれるなどして重傷を負った事件で、事件現場で拳銃1丁を所持していたとして銃刀法違反の疑いで行方を追っていた、指定暴力団・稲川会系組幹部・上原淳容疑者(54)=住居不定=を21日夜に埼玉県川口市内で逮捕した。県警は認否を明らかにしていないが、事件時に発砲したかについては捜査中としている。
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山口組系大同会会長ら2人を銃刀法違反容疑で逮捕
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鳥取県警米子署は16日、拳銃3丁などを所持したとして、特定抗争指定暴力団・六代目山口組幹部で大同会会長・森尾卯太男容疑者(68)=住居不詳=と、大同会傘下三代統龍会会長・田原靖士容疑者(42)=同県米子市朝日町=を銃刀法違反の容疑で逮捕した。
森尾容疑者と田原容疑者は、2012年11月30日ごろ、鳥取県米子市内で、大同会組員だった男性=当時(46)=と共謀し、拳銃3丁と実弾46発を保管して所持したとしている。
2012年12月に米子市岡成の道路脇で、この組員の遺体が見つかった。この拳銃と実弾の一部を使って頭を撃って自殺したとみられていて、捜査の結果、2人の関与が明らかになり逮捕した。2人の認否は明らかにしていない。
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森尾容疑者と田原容疑者は、2012年11月30日ごろ、鳥取県米子市内で、大同会組員だった男性=当時(46)=と共謀し、拳銃3丁と実弾46発を保管して所持したとしている。
2012年12月に米子市岡成の道路脇で、この組員の遺体が見つかった。この拳銃と実弾の一部を使って頭を撃って自殺したとみられていて、捜査の結果、2人の関与が明らかになり逮捕した。2人の認否は明らかにしていない。
北九州市の住宅発砲事件 主犯格の暴力団組長に懲役10年、実行犯の組員に懲役8年の判決
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福岡地裁小倉支部で14日、北九州市の住宅などに銃弾6発が撃ち込まれた事件の判決公判が開かれ、井野憲司裁判長は暴力団・花岡組組長・花岡康雄こと權康男被告(67)=岐阜県岐阜市・韓国籍=に懲役10年、実行犯の組員・山下信二被告(53)=佐賀県武雄市=に懲役8年の判決を言い渡した。
福岡地方裁判所小倉支部
2人は2020年1月、他の運転役の男1人と共謀し、北九州市小倉北区黒原の男性会社員の住宅や車に、拳銃で銃弾あわせて6発を撃ち込んだとして、銃刀法違反など4つの罪に問われていた。3人のうち、運転役とされた男は懲役4年の判決が言い渡されている。
判決公判で井野裁判長は「組員の山下被告が組長の權被告の承諾なしに犯行を実行できるとは考えにくく、予め2人の共謀があったと認められる」と指摘。実行犯の山下被告に懲役8年、権被告に懲役10年の判決を言い渡した。
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福岡地方裁判所小倉支部
2人は2020年1月、他の運転役の男1人と共謀し、北九州市小倉北区黒原の男性会社員の住宅や車に、拳銃で銃弾あわせて6発を撃ち込んだとして、銃刀法違反など4つの罪に問われていた。3人のうち、運転役とされた男は懲役4年の判決が言い渡されている。
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北九州市小倉の住宅発砲事件 主犯格の暴力団組長が無罪主張
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福岡地裁小倉支部で29日、2020年1月に北九州市小倉北区の住宅などに銃弾を撃ち込んだとして銃刀法違反などの罪に問われている暴力団・花岡組組長・花岡康雄こと權康男被告(67)=岐阜県岐阜市・韓国籍=と、組員・山下信二被告(53)=佐賀県武雄市=の初公判が裁判員裁判で開かれ、主犯格とされる權被告は起訴内容を否認し、無罪を主張した。
事件当時の現場周辺
權被告と山下被告ら3人は共謀し、2020年1月に北九州市小倉北区黒原の住宅や車に銃弾あわせて6発を撃ち込んだとして、銃刀法違反など4つの罪に問われている。3人のうち、運転役とされた男は懲役4年の判決が言い渡されている。
初公判で、山下被告は「運転役の男と共謀し拳銃を発砲したことは間違いないが、權被告からの指示はなかった」と起訴内容を一部否認。權被告は、「共謀していない」と起訴内容を否認し、無罪を主張した。
検察側は冒頭陳述で「權被告は知人に犯行をほのめかす電話をかけるなどしていて共謀関係にある」、「暴力団組長だった權被告が、被害者との金銭トラブルで怒りを募らせ犯行を決意した」と主張した。
福岡地裁小倉支部で29日、2020年1月に北九州市小倉北区の住宅などに銃弾を撃ち込んだとして銃刀法違反などの罪に問われている暴力団・花岡組組長・花岡康雄こと權康男被告(67)=岐阜県岐阜市・韓国籍=と、組員・山下信二被告(53)=佐賀県武雄市=の初公判が裁判員裁判で開かれ、主犯格とされる權被告は起訴内容を否認し、無罪を主張した。
事件当時の現場周辺
權被告と山下被告ら3人は共謀し、2020年1月に北九州市小倉北区黒原の住宅や車に銃弾あわせて6発を撃ち込んだとして、銃刀法違反など4つの罪に問われている。3人のうち、運転役とされた男は懲役4年の判決が言い渡されている。
初公判で、山下被告は「運転役の男と共謀し拳銃を発砲したことは間違いないが、權被告からの指示はなかった」と起訴内容を一部否認。權被告は、「共謀していない」と起訴内容を否認し、無罪を主張した。
検察側は冒頭陳述で「權被告は知人に犯行をほのめかす電話をかけるなどしていて共謀関係にある」、「暴力団組長だった權被告が、被害者との金銭トラブルで怒りを募らせ犯行を決意した」と主張した。
熊本組組長宅銃撃事件 山口組系杉本組幹部を追起訴 自宅に実弾8発など保管
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岡山地検は2日、今年5月30日に岡山県倉敷市にある特定抗争指定暴力団・神戸山口組系「三代目熊本組」組長の自宅に銃弾が撃ち込まれた事件で、5月31日に自宅に実弾8発と不発弾11発を保管していたとして、特定抗争指定暴力団・六代目山口組系「三代目杉本組」幹部・河島秀之被告(59)を銃刀法違反罪などで追起訴した。認否を明らかにしていない。
熊本組組長宅に発砲
2021年5月30日
河島被告は、熊本組組長の自宅敷地内で殺意を持って回転式拳銃で銃弾1発を発射し、玄関扉のガラスを貫通させ、さらに機関銃で銃弾5発を発射、2発を玄関にあてて壊したとして殺人未遂罪などで起訴されている。
事件から1か月後の6月30日、熊本組は組長が引退し、熊本組は解散した。組事務所は岡山県暴力追放運動推進センターが買い取り、建物を解体して更地にしたのち、土地を民間に転売するという。
岡山地検は2日、今年5月30日に岡山県倉敷市にある特定抗争指定暴力団・神戸山口組系「三代目熊本組」組長の自宅に銃弾が撃ち込まれた事件で、5月31日に自宅に実弾8発と不発弾11発を保管していたとして、特定抗争指定暴力団・六代目山口組系「三代目杉本組」幹部・河島秀之被告(59)を銃刀法違反罪などで追起訴した。認否を明らかにしていない。
熊本組組長宅に発砲
2021年5月30日
河島被告は、熊本組組長の自宅敷地内で殺意を持って回転式拳銃で銃弾1発を発射し、玄関扉のガラスを貫通させ、さらに機関銃で銃弾5発を発射、2発を玄関にあてて壊したとして殺人未遂罪などで起訴されている。
事件から1か月後の6月30日、熊本組は組長が引退し、熊本組は解散した。組事務所は岡山県暴力追放運動推進センターが買い取り、建物を解体して更地にしたのち、土地を民間に転売するという。
2018年の富山市住宅発砲事件 元組員ら3人を逮捕・送検
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富山県警捜査1課などは8日、2018年11月25日に富山市犬島5丁目の住宅に拳銃1発を発砲して外壁に命中させ損壊したとして、実行犯の横堀正人容疑者(46)=別事件で服役中=を銃刀法違反(発射)と建造物損壊の疑いで逮捕、建設業・梶川裕之(53)=高岡市本丸町=と、会社役員の男(49)=富山市稲代=の2人を銃刀法違反などの疑いで逮捕し、3人の身柄を9日、富山地方検察庁へ送った。3容疑者は知人同士で、横堀容疑者は元暴力団組員とみられ、いずれも容疑を否認または黙秘している。
富山県警察本部
防犯カメラの映像や関係者への聞き込みなどから状況証拠を積み重ねて特定した。3人と被害者に面識や利害関係がないため、県警は狙う対象を間違えたとみている。
被害者宅には、2018年12月3日午後10時50分ごろにも銃弾2発が撃ち込まれた。住宅東側の道路から1階リビングに向かって発砲したとみられ、1発が窓ガラスを割り、1発は外壁を貫通していた。県警は11月に発砲された1発も含め、同じ38口径の拳銃が使用されたことをほぼ特定している。
11月25日、12月3日のいずれの発砲時も、住宅には夫婦と娘の計3人がいたがケガはなかった。被害者宅周辺の防犯カメラにオートバイが映っており、事件直後、射水方面のカメラにも似た車両が確認された。横堀容疑者はカメラの映像と特徴が似たオートバイを所有していたという。その後、横堀容疑者は別の傷害事件などで逮捕された。
富山県警捜査1課などは8日、2018年11月25日に富山市犬島5丁目の住宅に拳銃1発を発砲して外壁に命中させ損壊したとして、実行犯の横堀正人容疑者(46)=別事件で服役中=を銃刀法違反(発射)と建造物損壊の疑いで逮捕、建設業・梶川裕之(53)=高岡市本丸町=と、会社役員の男(49)=富山市稲代=の2人を銃刀法違反などの疑いで逮捕し、3人の身柄を9日、富山地方検察庁へ送った。3容疑者は知人同士で、横堀容疑者は元暴力団組員とみられ、いずれも容疑を否認または黙秘している。
富山県警察本部
防犯カメラの映像や関係者への聞き込みなどから状況証拠を積み重ねて特定した。3人と被害者に面識や利害関係がないため、県警は狙う対象を間違えたとみている。
被害者宅には、2018年12月3日午後10時50分ごろにも銃弾2発が撃ち込まれた。住宅東側の道路から1階リビングに向かって発砲したとみられ、1発が窓ガラスを割り、1発は外壁を貫通していた。県警は11月に発砲された1発も含め、同じ38口径の拳銃が使用されたことをほぼ特定している。
11月25日、12月3日のいずれの発砲時も、住宅には夫婦と娘の計3人がいたがケガはなかった。被害者宅周辺の防犯カメラにオートバイが映っており、事件直後、射水方面のカメラにも似た車両が確認された。横堀容疑者はカメラの映像と特徴が似たオートバイを所有していたという。その後、横堀容疑者は別の傷害事件などで逮捕された。
ビートたけしさん襲撃犯は住吉会系関係者
東京都港区のTBS敷地内でタレントで映画監督のビートたけし(本名・北野武)さん(74)が乗った車が襲われた事件で、銃刀法違反容疑で逮捕された40代後半の男が、指定暴力団・住吉会系関係者であることがわかった。事件に暴力団が絡んだ形跡はなく、組織性も確認できないという。
男は警視庁の調べに「6月下旬に土下座して弟子入りを頼んだが無視され、根に持っていた」と話しているが、説明につじつまの合わない点もあるという。同庁は、男がたけしさんを一方的に恨んでいたとみており、器物損壊の疑いでも調べている。
事件が起きたのは4日午後11時40分ごろ。赤坂署によると、たけしさんを乗せた車がTBSの敷地内を走行中、男が突然車に襲いかかった。男は「たけし出てこい」などと叫びながら、急停車した車のフロントガラスや窓ガラスをつるはしで何度もたたいた。たけしさんと運転手は無事で、男は駆けつけた警察官に小刀を不法に持っていたとする銃刀法違反容疑で逮捕された。
たけしさんはこの日、午後10時から生放送された同局の番組に出演していた。局を後にする際に被害に遭ったとみられる。
男は警視庁の調べに「6月下旬に土下座して弟子入りを頼んだが無視され、根に持っていた」と話しているが、説明につじつまの合わない点もあるという。同庁は、男がたけしさんを一方的に恨んでいたとみており、器物損壊の疑いでも調べている。
事件が起きたのは4日午後11時40分ごろ。赤坂署によると、たけしさんを乗せた車がTBSの敷地内を走行中、男が突然車に襲いかかった。男は「たけし出てこい」などと叫びながら、急停車した車のフロントガラスや窓ガラスをつるはしで何度もたたいた。たけしさんと運転手は無事で、男は駆けつけた警察官に小刀を不法に持っていたとする銃刀法違反容疑で逮捕された。
たけしさんはこの日、午後10時から生放送された同局の番組に出演していた。局を後にする際に被害に遭ったとみられる。