警察庁は28日、昨年末時点の全国の暴力団勢力は3万500人で、前年より4千人(11・6%)減ったと発表した。14年連続の減少。
同庁は、暴力団排除活動や取り締まりの強化で資金獲得がいっそう難しくなっているため減少が続いているとみている。昨年の暴力団勢力は、組織に所属する構成員(組員)が1200人減の1万5600人、所属しないが暴力団の活動に関わる準構成員などが2800人減の1万4900人。
組織別の勢力は、最大の
山口組が800人減の9500人と、1万人を割り込んだ。
住吉会4900人、
稲川会3700人、
神戸山口組3400人の順に多い。
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