口座不正開設の疑いで任侠山口組直系組長を起訴
暴力団組員であることを隠して口座を不正に開設したとして、大阪地検が指定暴力団・任侠山口組の直系団体「二代目姫野組」組長、日高洋行容疑者(52)を詐欺罪で起訴していたことが明らかになった。風俗店経営者らに融資した資金の回収にこの口座を使っていたという。
起訴内容は2013年2月、暴力団組員であることを隠して日高被告の名義で口座開設を申し込み、銀行から通帳とキャッシュカードをだまし取ったとしている。大阪府警が逮捕し、先月5日に起訴された。
捜査関係者によると、日高被告は風俗店や賭博店の経営者らに金を貸しており、知人の元暴力団組員に回収を依頼。元組員から計122万円が口座に振り込まれており、回収した返済金とみられる。
大阪地裁で19日に開かれた初公判で、日高被告は起訴内容を認め、「九州で知り合いの社長とかに金を貸していた。(通帳が)なければ困ると思った」などと述べた。

起訴内容は2013年2月、暴力団組員であることを隠して日高被告の名義で口座開設を申し込み、銀行から通帳とキャッシュカードをだまし取ったとしている。大阪府警が逮捕し、先月5日に起訴された。
捜査関係者によると、日高被告は風俗店や賭博店の経営者らに金を貸しており、知人の元暴力団組員に回収を依頼。元組員から計122万円が口座に振り込まれており、回収した返済金とみられる。
大阪地裁で19日に開かれた初公判で、日高被告は起訴内容を認め、「九州で知り合いの社長とかに金を貸していた。(通帳が)なければ困ると思った」などと述べた。
