誕生祝い恐喝 山口組系「弘道会」若頭を逮捕
愛知県警捜査4課と一宮署は27日、後援会費などの名目で現金と焼酎を脅し取ったとして、指定暴力団・山口組系弘道会若頭で「四代目山本組」組長、中野寿城容疑者(56)=名古屋市東区徳川=と、山本組幹部の片野健太郎容疑者(40)=同市中村区沖田町=を恐喝容疑で逮捕した。2人は「黙秘します」と認否を留保している。
2人の逮捕容疑は共謀して3月1日、同県一宮市の駐車場で、同市に住む会社役員の男性を片野容疑者が「来月、おやじ(中野容疑者)の誕生日だもんで。何か頼みますよ」と脅し、4月2日夕、中野容疑者の後援会費として現金3万円と、誕生祝いの焼酎の四合瓶1本(販売価格約2700円)を男性から受け取ったとしている。
県警によると、男性は別の暴力団から受けた仕事上の嫌がらせを中野容疑者の組に解決してもらったことをきっかけに2006年、後援会に加入し、毎月3万円の後援会費を払っていた。男性は12年に退会を申し出たが、別の組員から脅され、支払いを続けていた。県警は中野容疑者らが男性に総額360万円以上を支払わせていたとみて調べている。

2人の逮捕容疑は共謀して3月1日、同県一宮市の駐車場で、同市に住む会社役員の男性を片野容疑者が「来月、おやじ(中野容疑者)の誕生日だもんで。何か頼みますよ」と脅し、4月2日夕、中野容疑者の後援会費として現金3万円と、誕生祝いの焼酎の四合瓶1本(販売価格約2700円)を男性から受け取ったとしている。
県警によると、男性は別の暴力団から受けた仕事上の嫌がらせを中野容疑者の組に解決してもらったことをきっかけに2006年、後援会に加入し、毎月3万円の後援会費を払っていた。男性は12年に退会を申し出たが、別の組員から脅され、支払いを続けていた。県警は中野容疑者らが男性に総額360万円以上を支払わせていたとみて調べている。
