だまし取ったカードで100万円 「受け子」グループのリーダー逮捕
高齢男性からだまし取ったキャッシュカードで銀行の現金自動預払機(ATM)から現金100万円を引き出して盗んだとして、警視庁捜査2課は、詐欺と窃盗の疑いで、住所、職業不詳の出頭(しゅっとう)昭久容疑者(24)を逮捕した。調べに対し「身に覚えがない」と容疑を否認している。
逮捕容疑は4月上旬、多摩市の男性(68)から詐取したカードを使って銀行ATMから100万円を引き出したとしている。
捜査2課によると、出頭容疑者は、振り込め詐欺で現金を受け取る「受け子」グループのリーダー。出頭容疑者のグループには7~8人がいたとみられ、別のグループと「受け子」を融通し合っていたという。
出頭容疑者は男性方に市役所職員を装って「今使っている銀行のキャッシュカードは使えない」などと電話をかけ、男性の自宅を訪ねた銀行員役の「受け子」の男にカードを預けさせた。男は男性からその場で暗証番号を聞き出し、だまし取ったカードで現金を引き出していた。
同課は、出頭容疑者の背後に暴力団の関与があるとみて調べている。
逮捕容疑は4月上旬、多摩市の男性(68)から詐取したカードを使って銀行ATMから100万円を引き出したとしている。
捜査2課によると、出頭容疑者は、振り込め詐欺で現金を受け取る「受け子」グループのリーダー。出頭容疑者のグループには7~8人がいたとみられ、別のグループと「受け子」を融通し合っていたという。
出頭容疑者は男性方に市役所職員を装って「今使っている銀行のキャッシュカードは使えない」などと電話をかけ、男性の自宅を訪ねた銀行員役の「受け子」の男にカードを預けさせた。男は男性からその場で暗証番号を聞き出し、だまし取ったカードで現金を引き出していた。
同課は、出頭容疑者の背後に暴力団の関与があるとみて調べている。

