特殊詐欺リーダー格の弘道会系組員を逮捕
大阪、静岡両府県警の合同捜査本部は20日、東日本大震災の復興寄付金を募るボランティア団体などをかたり、トラブル解決費用の名目で浜松市の女性から約5000万円をだまし取ったとして、詐欺容疑で指定暴力団・山口組系弘道会傘下幹部、木村尚俊容疑者(42)=住所不定=を逮捕した。認否は明らかにしていない。
府警は4月、特殊詐欺グループの拠点とみられる東京都港区のマンションを捜索。嘘の電話をかける「かけ子」の男らを詐欺未遂容疑で逮捕した。その後の捜査で、特殊詐欺グループの指示役とみられる木村容疑者の関与が浮上したという。
逮捕容疑は昨年6~8月、浜松市の60代女性にボランティア団体などを装って電話をかけ、寄付の名義貸しトラブルの解決費用名目で9回にわたり、計約5000万円を送付させて詐取した疑い。府警捜査2課は被害総額が1億円を超えるとみて、資金の流れなどを調べる。
府警は4月、特殊詐欺グループの拠点とみられる東京都港区のマンションを捜索。嘘の電話をかける「かけ子」の男らを詐欺未遂容疑で逮捕した。その後の捜査で、特殊詐欺グループの指示役とみられる木村容疑者の関与が浮上したという。
逮捕容疑は昨年6~8月、浜松市の60代女性にボランティア団体などを装って電話をかけ、寄付の名義貸しトラブルの解決費用名目で9回にわたり、計約5000万円を送付させて詐取した疑い。府警捜査2課は被害総額が1億円を超えるとみて、資金の流れなどを調べる。

