偽C型肝炎治療薬販売代収受 共政会系幹部を逮捕
高額なC型肝炎治療薬「ハーボニー」の偽薬流通事件で、警視庁生活環境課は、偽造品を販売した人物から収益を受け取ったとして、組織犯罪処罰法違反(犯罪収益収受)の疑いで、指定暴力団・五代目共政会の傘下組織幹部、長尾昭寿容疑者(51)=広島市佐伯区倉重=を逮捕した。
一連の事件で暴力団関係者の関与が明らかになるのは初めて。生活環境課は流通していた偽造品との関係を調べている。
逮捕容疑は、昨年1月ごろ、ハーボニー配合錠と表示された錠剤入りのボトル1本を無許可で販売した男(49)から、別人の名義の口座に振り込ませるなどし、販売収益の50万円を受け取ったとしている。
男が販売したボトルは偽造品だった。長尾容疑者は「よく覚えていない」と否認している。

一連の事件で暴力団関係者の関与が明らかになるのは初めて。生活環境課は流通していた偽造品との関係を調べている。
逮捕容疑は、昨年1月ごろ、ハーボニー配合錠と表示された錠剤入りのボトル1本を無許可で販売した男(49)から、別人の名義の口座に振り込ませるなどし、販売収益の50万円を受け取ったとしている。
男が販売したボトルは偽造品だった。長尾容疑者は「よく覚えていない」と否認している。
