「共政会」総裁らに賠償命令 みかじめ料で損害
指定暴力団・五代目共政会傘下の組員から脅迫され、みかじめ料を支払わされたなどとして、広島市の風俗店経営者らが、共政会の守屋輯総裁(75)ら4人に計約2240万円の損害賠償を求めた訴訟の判決で、広島地裁は30日、約1800万円の支払いを命じた。
訴状によると、組員らは2012年12月ごろから電話で経営者らにみかじめ料の支払いを要求。経営者らが応じなかったところ、従業員を送迎する車両のフロントガラスを金属バットのような棒でたたき割るなど脅迫行為が続いた。組員らは13年1月31日から7月30日の間、6回にわたり、計60万円を脅し取った。
経営者らは、組員らの不法行為と守屋総裁らの使用者責任を認めるよう求めていた。

訴状によると、組員らは2012年12月ごろから電話で経営者らにみかじめ料の支払いを要求。経営者らが応じなかったところ、従業員を送迎する車両のフロントガラスを金属バットのような棒でたたき割るなど脅迫行為が続いた。組員らは13年1月31日から7月30日の間、6回にわたり、計60万円を脅し取った。
経営者らは、組員らの不法行為と守屋総裁らの使用者責任を認めるよう求めていた。
