任侠山口組系「本江組」事務所 所有者が手放す意向
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富山県射水市の暴力団事務所の使用差し止めを求めた住民代理訴訟が和解したことを受け、所有者の男性が建物を手放す意向を示していることがわかった。
建物の使用差し止めで和解が成立しているのは、射水市桜町にある指定暴力団・任侠山口組系「本江組」の事務所。
裁判は県暴力追放運動推進センターが住民の委託を受けて起こした代理訴訟で、本江組の林隆生組長に対し、建物を明け渡すことや今後使用しないことを約束させ、今年3月に和解が成立しました。
代理人の弁護士によると所有者の男性は和解を受けて建物を手放す意向を示しているという。
2015年の山口組分裂以降、富山県内でも山口組と神戸山口組の抗争が相次ぎ、2016年には本江組の幹部組員が対立する組の暴力団員を襲撃して逮捕されたほか、威力業務妨害の疑いで組長ら5人が逮捕されている。
住民からは和解後も組員の出入りを心配し、「建物を解体してほしい」といった声が多く、県暴追センターは業者へ解体費用の算定も検討している。
ただ、解体費用は所有者が負担することになるため、県暴追センターの松村俊明専務理事は「解体が実現できるかどうか、所有者と協議していきたい」と話している。

富山県射水市の暴力団事務所の使用差し止めを求めた住民代理訴訟が和解したことを受け、所有者の男性が建物を手放す意向を示していることがわかった。
建物の使用差し止めで和解が成立しているのは、射水市桜町にある指定暴力団・任侠山口組系「本江組」の事務所。
裁判は県暴力追放運動推進センターが住民の委託を受けて起こした代理訴訟で、本江組の林隆生組長に対し、建物を明け渡すことや今後使用しないことを約束させ、今年3月に和解が成立しました。
代理人の弁護士によると所有者の男性は和解を受けて建物を手放す意向を示しているという。
2015年の山口組分裂以降、富山県内でも山口組と神戸山口組の抗争が相次ぎ、2016年には本江組の幹部組員が対立する組の暴力団員を襲撃して逮捕されたほか、威力業務妨害の疑いで組長ら5人が逮捕されている。
住民からは和解後も組員の出入りを心配し、「建物を解体してほしい」といった声が多く、県暴追センターは業者へ解体費用の算定も検討している。
ただ、解体費用は所有者が負担することになるため、県暴追センターの松村俊明専務理事は「解体が実現できるかどうか、所有者と協議していきたい」と話している。
