上納金脱税事件 「工藤会」金庫番を保釈
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特定危険指定暴力団・工藤会の上納金を巡って3億2067万円を脱税したとして、工藤会トップで総裁、野村悟被告(71)とともに所得税法違反に問われた、工藤会の金庫番で同会幹部の、「山中組」組長・山中政吉被告(67)が保釈されていたことが分かった。保釈は5日付で、保釈金は3000万円。
関係者によると、3月29日に脱税事件の公判が結審した後、弁護側が保釈請求し、福岡地裁が今月3日、保釈を決定。検察側が抗告したが、福岡高裁が4日、棄却した。検察側が主張する証拠隠滅などの恐れを高裁が認めなかった。山中被告は勾留期間が約2年9カ月にわたっており、検察側の求刑(懲役3年6月)を踏まえて、裁判所が未決勾留日数を考慮した可能性もある。
両被告の脱税事件の判決は7月18日に言い渡される。
特定危険指定暴力団・工藤会の上納金を巡って3億2067万円を脱税したとして、工藤会トップで総裁、野村悟被告(71)とともに所得税法違反に問われた、工藤会の金庫番で同会幹部の、「山中組」組長・山中政吉被告(67)が保釈されていたことが分かった。保釈は5日付で、保釈金は3000万円。
関係者によると、3月29日に脱税事件の公判が結審した後、弁護側が保釈請求し、福岡地裁が今月3日、保釈を決定。検察側が抗告したが、福岡高裁が4日、棄却した。検察側が主張する証拠隠滅などの恐れを高裁が認めなかった。山中被告は勾留期間が約2年9カ月にわたっており、検察側の求刑(懲役3年6月)を踏まえて、裁判所が未決勾留日数を考慮した可能性もある。
両被告の脱税事件の判決は7月18日に言い渡される。