科医師、刺され重傷 工藤会トップらに損害賠償請求
北九州市で2014年5月に起きた歯科医刺傷事件で、重傷を負った歯科医師の男性が26日、特定危険指定暴力団「工藤会」トップの野村悟被告(71)ら3人と実行役1人の計4人を相手に、慰謝料など総額約8365万円の損害賠償を求め、福岡地裁に提訴した。
野村被告らは刺傷事件で、組織犯罪処罰法違反(組織的殺人未遂)罪で起訴された。歯科医師側は、暴力団対策法に基づく使用者責任などに当たると主張している。
弁護団によると、歯科医師は刃物で多数回刺され、足などに後遺症が残った。弁護団を通じて「元の生活に戻れない後遺症を負い、身勝手な加害者たちの行為に強い憤りを覚える。民事責任も償ってもらいたい」とコメントした。

野村被告らは刺傷事件で、組織犯罪処罰法違反(組織的殺人未遂)罪で起訴された。歯科医師側は、暴力団対策法に基づく使用者責任などに当たると主張している。
弁護団によると、歯科医師は刃物で多数回刺され、足などに後遺症が残った。弁護団を通じて「元の生活に戻れない後遺症を負い、身勝手な加害者たちの行為に強い憤りを覚える。民事責任も償ってもらいたい」とコメントした。

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