組員らがみかじめ料を徴収する拠点として使っていたとみられる
神戸山口組系の事務所について、
神戸山口組側が事務所を所有者に明け渡すことなどを条件に和解が成立した。
神戸市中央区にある
神戸山口組系
山健組傘下「
長田総業」(旧二代目
志闘会)の事務所は、組員らが三宮でみかじめ料を徴収する際の拠点として使われていた。去年12月、近隣住民ら約30人の委託を受けた暴追センターが事務所としての使用差し止めを求める仮処分を神戸地裁に申し立てをしていた。
21日、組員らが立ち退くことや所有者が新たに暴力団関係者との使用契約を結ばないことなどを条件に和解が成立した。