福井県警:神戸山口組系「正木組」事務所など家宅捜索
福井県警は20日、指定暴力団・神戸山口組系「正木組」事務所と、正木組傘下「宮原組」の事務所を家宅捜索した。両事務所の捜索は、昨年10月に福井地裁が使用禁止の仮処分決定を出して以降初めて。
正木組の捜索は、みかじめ料の支払いを断った飲食店経営者に暴行し、現金を奪った強盗傷害容疑事件。敦賀署などが18日に組員を逮捕していた。捜査員約15人が約2時間、事務所がある建物に入り関係資料を押収した。
宮原組の捜索は、暴力団員であることを隠して金融機関に口座を開設した詐欺容疑事件。鯖江署などが19日に組員を逮捕しており、捜索は捜査員約10人が1時間余り行った。
昨年10月に福井地裁が出した仮処分決定は、事務所で定例会や儀式を行ったり、構成員を立ち入らせたりすることを禁じている。県警によると決定後、両事務所で多数の暴力団員の出入りや集まりは確認していない。

正木組の捜索は、みかじめ料の支払いを断った飲食店経営者に暴行し、現金を奪った強盗傷害容疑事件。敦賀署などが18日に組員を逮捕していた。捜査員約15人が約2時間、事務所がある建物に入り関係資料を押収した。
宮原組の捜索は、暴力団員であることを隠して金融機関に口座を開設した詐欺容疑事件。鯖江署などが19日に組員を逮捕しており、捜索は捜査員約10人が1時間余り行った。
昨年10月に福井地裁が出した仮処分決定は、事務所で定例会や儀式を行ったり、構成員を立ち入らせたりすることを禁じている。県警によると決定後、両事務所で多数の暴力団員の出入りや集まりは確認していない。
