「紀州連合会」会長暴行死の初公判 「倉本組」幹部ら共謀否認
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和歌山市で2016年10月、指定暴力団・神戸山口組系山健組傘下「紀州連合会」会長だった男性に暴行を加え死亡させたとして、傷害致死などの罪に問われた指定暴力団・山口組系「倉本組」幹部で「七代目吉本組」組長、坂上浩二被告(50)=同市=ら4人に対する裁判員裁判の初公判が15日、和歌山地裁(武田正裁判長)で開かれ、組員の被告(49)が暴行を認めたが、共謀については4人全員が否認した。
冒頭陳述で検察側は「男性から挑発を受け、暴力を加える共通の動機があった」と主張。弁護側は「両組に対立構造はなく、面識もなかった」とした上で、「事件は偶発的に起こった」と反論した。
事件では同組のほかの幹部ら4人が同罪などで起訴され、有罪判決が確定している。
起訴状によると、8人は共謀し、16年10月9日午前1時ごろ、和歌山市の路上で当時の神戸山口組系山健組傘下「紀州連合会」会長=当時(50)=に対し、頭付近を複数回蹴るなどして死亡させたほか、会長の知人らにも暴行を加えたとしている。

和歌山市で2016年10月、指定暴力団・神戸山口組系山健組傘下「紀州連合会」会長だった男性に暴行を加え死亡させたとして、傷害致死などの罪に問われた指定暴力団・山口組系「倉本組」幹部で「七代目吉本組」組長、坂上浩二被告(50)=同市=ら4人に対する裁判員裁判の初公判が15日、和歌山地裁(武田正裁判長)で開かれ、組員の被告(49)が暴行を認めたが、共謀については4人全員が否認した。
冒頭陳述で検察側は「男性から挑発を受け、暴力を加える共通の動機があった」と主張。弁護側は「両組に対立構造はなく、面識もなかった」とした上で、「事件は偶発的に起こった」と反論した。
事件では同組のほかの幹部ら4人が同罪などで起訴され、有罪判決が確定している。
起訴状によると、8人は共謀し、16年10月9日午前1時ごろ、和歌山市の路上で当時の神戸山口組系山健組傘下「紀州連合会」会長=当時(50)=に対し、頭付近を複数回蹴るなどして死亡させたほか、会長の知人らにも暴行を加えたとしている。
