中間市議が恐喝容疑 取引先に「工藤会」との関係を示唆
福岡県警は13日、太陽光発電所建設を巡り、特定危険指定暴力団・工藤会との関係を示唆して、工事の発注元から現金約300万円を脅し取ったとして、福岡県中間市の中間市議で建築資材会社「九興」社長、米満一彦容疑者(76)=同市通谷2丁目=と、建築会社「ナカノ建商」社長、中野次夫(70)=愛知県岡崎市=の両容疑者を恐喝容疑で逮捕した。
捜査関係者によると、逮捕容疑は2016年6月上旬、工事を発注した広島県の資材搬入業者の男性に対し、電話やメールで「金(1600万円)の支払いに応じなければ、工事を妨害するぞ」と繰り返し伝え、同月10日、現金約300万円を脅し取った疑い。
ナカノ建商は工事の2次下請けで、九興が生コンクリートを納入。ナカノ建商が代金を支払うことができなかったため、発注元の男性に肩代わりさせたという。男性が県警に相談したことから発覚した。
米満容疑者は過去に工藤会の前身団体の傘下組織組員として活動し、一時は組長だったこともあった。
米満容疑者は組織の活動から離れた後の1995年に初当選。昨年6月の市議選では無所属で立候補し7期連続当選を果たした。
現在も工藤会との関係が指摘されており、16年10月に同市を拠点とする工藤会傘下組織の事務所用地(140平方メートル)を市に売却した際、市側と傘下組織の売買交渉の仲介をしていた。

捜査関係者によると、逮捕容疑は2016年6月上旬、工事を発注した広島県の資材搬入業者の男性に対し、電話やメールで「金(1600万円)の支払いに応じなければ、工事を妨害するぞ」と繰り返し伝え、同月10日、現金約300万円を脅し取った疑い。
ナカノ建商は工事の2次下請けで、九興が生コンクリートを納入。ナカノ建商が代金を支払うことができなかったため、発注元の男性に肩代わりさせたという。男性が県警に相談したことから発覚した。
米満容疑者は過去に工藤会の前身団体の傘下組織組員として活動し、一時は組長だったこともあった。
米満容疑者は組織の活動から離れた後の1995年に初当選。昨年6月の市議選では無所属で立候補し7期連続当選を果たした。
現在も工藤会との関係が指摘されており、16年10月に同市を拠点とする工藤会傘下組織の事務所用地(140平方メートル)を市に売却した際、市側と傘下組織の売買交渉の仲介をしていた。
