神戸山口組系「古川組」の2組員 任侠山口組組員を脅した疑いで逮捕
対立する暴力団関係者の男性(46)を「タマ(命)取ったるぞ」などと脅迫したとして、兵庫県警尼崎南署などは10日、暴力行為法違反の疑いで、指定暴力団・神戸山口組直系「三代目古川組」幹部、島袋剛容疑者(41)=同県尼崎市=と、組員の楠本栄一容疑者(27)=住所不定=を逮捕した。いずれも容疑を否認している。
神戸山口組をめぐっては、昨年4月に離脱した勢力が新組織「任侠山口組」を結成し、古川組も内部分裂状態に陥った。県警によると、尼崎市内の繁華街で双方が縄張りを主張して巡回を実施。脅された暴力団関係者も神戸山口組側から任侠山口組側に移っていたという。
逮捕容疑は昨年12月28日夜、尼崎市昭和通の繁華街で、言い合いになった男性を「物事起こすんやったらいつでもできまっせ」「タマ取ったるぞ」などと脅したとしている。
県警によると、通行人が「5対5でヤクザ風の人がけんかしている」と110番。防犯カメラの映像などから特定したという。
神戸山口組をめぐっては、昨年4月に離脱した勢力が新組織「任侠山口組」を結成し、古川組も内部分裂状態に陥った。県警によると、尼崎市内の繁華街で双方が縄張りを主張して巡回を実施。脅された暴力団関係者も神戸山口組側から任侠山口組側に移っていたという。
逮捕容疑は昨年12月28日夜、尼崎市昭和通の繁華街で、言い合いになった男性を「物事起こすんやったらいつでもできまっせ」「タマ取ったるぞ」などと脅したとしている。
県警によると、通行人が「5対5でヤクザ風の人がけんかしている」と110番。防犯カメラの映像などから特定したという。