高松地裁:殺人未遂事件で「親和会」元組員に懲役16年の判決
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高松地裁は27日、今年5月21日に高松市で男性2人が日本刀で刺され、大けがをした事件の裁判員裁判で、被告の男に懲役16年の判決を言い渡した。
殺人未遂などの罪で判決を受けたのは高松市の指定暴力団・「二代目親和会」元組員、大西信人被告(46)。
判決によると大西被告は今年5月21日未明、高松市古馬場町の路上でフィリピン人男性の腹や腰を日本刀で刺し、さらに、止めようとした別のフィリピン人男性の左胸も刺して殺そうとした罪などに問われていた。
これまでの裁判で検察側は、犯行の状況から「殺意があったのは明らか」として懲役18年を求刑。一方、弁護側は「謝らせようとしただけ」と殺意を否認した。
27日の判決公判で高松地裁の三上孝浩裁判長は「被害者が死亡しなかったのは運がよかったといわざるを得ない。極めて危険で凶悪さは際立っている」と殺意を認定し、懲役18年の求刑に対して懲役16年を言い渡した。

高松地裁は27日、今年5月21日に高松市で男性2人が日本刀で刺され、大けがをした事件の裁判員裁判で、被告の男に懲役16年の判決を言い渡した。
殺人未遂などの罪で判決を受けたのは高松市の指定暴力団・「二代目親和会」元組員、大西信人被告(46)。
判決によると大西被告は今年5月21日未明、高松市古馬場町の路上でフィリピン人男性の腹や腰を日本刀で刺し、さらに、止めようとした別のフィリピン人男性の左胸も刺して殺そうとした罪などに問われていた。
これまでの裁判で検察側は、犯行の状況から「殺意があったのは明らか」として懲役18年を求刑。一方、弁護側は「謝らせようとしただけ」と殺意を否認した。
27日の判決公判で高松地裁の三上孝浩裁判長は「被害者が死亡しなかったのは運がよかったといわざるを得ない。極めて危険で凶悪さは際立っている」と殺意を認定し、懲役18年の求刑に対して懲役16年を言い渡した。
