みかじめ料名目で恐喝容疑 住吉会系組幹部ら9人を逮捕
警視庁組織犯罪対策4課は23日、東京・赤坂の飲食店などからみかじめ料名目で現金を脅し取ったとして、指定暴力団・住吉会系組幹部の塩野谷寿之容疑者(50)=東京都港区南麻布1丁目=ら暴力団組員の男7人と、店に客を勧誘する「キャッチ」の添田尚史容疑者(51)=東京都文京区白山2丁目=ら男2人の計9人を恐喝容疑で逮捕した。組対4課はいずれも9人の認否は明らかにしていない。
捜査関係者によると、塩野谷容疑者らが、キャッチのまとめ役の添田容疑者を通じて飲食店の出店状況を把握。新規出店があると、添田容疑者本人や添田容疑者の配下のキャッチが店主に接触し、みかじめ料を要求していたという。
塩野谷容疑者らは「クラブを営業するには5万円」「ガールズバーの客引きをするには2万円」などと、業種や店の規模によって一方的に価格帯を設定し、「赤坂では払わないと商売できない」「店を出すのであれば、毎月の支払いはわかっているな。盆暮れは倍だぞ」などと、現金を要求し、拒むと店に客を紹介せず、悪評を流す場合もあったという。みかじめ料名目で3店舗から毎月2万~10万円ずつ67回にわたって、計349万円を脅し取ったとしている。。
このうち1店舗では、2015年1月から2年半にわたり、現金を払い続けていたという。塩野谷容疑者らは、少なくとも30店舗から、2年間で5,000万円以上を脅し取っていたとみられ、警視庁は余罪を追及している。
組対4課は、同地区に事務所を置く住吉会の2次団体の組長(54)を今回の事件の中心人物とみており、行方を追っている。

捜査関係者によると、塩野谷容疑者らが、キャッチのまとめ役の添田容疑者を通じて飲食店の出店状況を把握。新規出店があると、添田容疑者本人や添田容疑者の配下のキャッチが店主に接触し、みかじめ料を要求していたという。
塩野谷容疑者らは「クラブを営業するには5万円」「ガールズバーの客引きをするには2万円」などと、業種や店の規模によって一方的に価格帯を設定し、「赤坂では払わないと商売できない」「店を出すのであれば、毎月の支払いはわかっているな。盆暮れは倍だぞ」などと、現金を要求し、拒むと店に客を紹介せず、悪評を流す場合もあったという。みかじめ料名目で3店舗から毎月2万~10万円ずつ67回にわたって、計349万円を脅し取ったとしている。。
このうち1店舗では、2015年1月から2年半にわたり、現金を払い続けていたという。塩野谷容疑者らは、少なくとも30店舗から、2年間で5,000万円以上を脅し取っていたとみられ、警視庁は余罪を追及している。
組対4課は、同地区に事務所を置く住吉会の2次団体の組長(54)を今回の事件の中心人物とみており、行方を追っている。
