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関連記事 福岡地裁は20日、鹿児島県の徳之島沖で覚せい剤およそ100キロが密輸された事件の裁判員裁判で、指定暴力団・
神戸山口組系幹部ら3人に対しいずれも懲役17年・罰金600万円の判決を言い渡した。
判決によると、
神戸山口組の四次団体、
山健組系「
與組」傘下「
誠心会」幹部、
田中浩孝被告ら3人は、去年2月、鹿児島県の徳之島沖の海上で、覚せい剤およそ100キロ(末端価格約70億円)を密輸し、鹿児島市内の港で所持していた。
福岡地裁の足立勉裁判長は「計画的かつ組織的な犯行で、社会に甚大な害悪を拡散させる危険性があった」と指摘。その上で、「被告らは見返りを期待して犯行に関与した」とした。