16歳少年に露天商や組事務所の雑用 「極東会」系組幹部ら逮捕
警視庁少年育成課は19日までに、指定暴力団・極東会系組幹部で露天商の栗原義知容疑者(43)=埼玉県羽生市南=と、妻の由美容疑者(40)=同=ら計3人を逮捕した。栗原容疑者と妻は容疑を認めていて、一緒に逮捕された土木作業員の男(20)=札幌市北区=は容疑を否認している。

栗原義知容疑者
逮捕容疑は、昨年6月から11月、当時16歳の少年を自宅に住み込ませ、露天商の食材の準備や、栗原容疑者の所属する組事務所で草むしりなどをさせていた疑い。
少年は月3万円で午前5時から深夜まで働かされ月に1日程度の休みで、夏祭りシーズンは1日2時間の睡眠で働かされていたという。少年が「辞めたい」と言うと由美容疑者に「チャカ持って来い」などといい「逃げたら追い込みかけるぞ」などと脅され、ゴルフのパターで殴られたこともあった。
栗原容疑者は露天商として各地の祭りに出店。月に約500万円を売り上げ、一部は暴力団に流れていたとみている。


栗原義知容疑者
逮捕容疑は、昨年6月から11月、当時16歳の少年を自宅に住み込ませ、露天商の食材の準備や、栗原容疑者の所属する組事務所で草むしりなどをさせていた疑い。
少年は月3万円で午前5時から深夜まで働かされ月に1日程度の休みで、夏祭りシーズンは1日2時間の睡眠で働かされていたという。少年が「辞めたい」と言うと由美容疑者に「チャカ持って来い」などといい「逃げたら追い込みかけるぞ」などと脅され、ゴルフのパターで殴られたこともあった。
栗原容疑者は露天商として各地の祭りに出店。月に約500万円を売り上げ、一部は暴力団に流れていたとみている。
